5月18日(土)2019明治安田生命J1リーグ 第12節
ガンバ大阪 1-0 セレッソ大阪 (19:03/パナスタ/35,861人)
試合写真・コメントなど
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●清武弘嗣選手
「ガンバが強かったなと思います。球際もすごかったですし、チームとして1人ひとりがしっかりと役目を果たすというか、僕たちはそれに飲まれてしまったと思います。
(Q:後半は、1人目の選手交代を機に前線の形も変えましたか?)
いや、後半は開始から5バックで入りました。そこで失点してしまったのは痛かったですし、そこからまたフォーメーションも変わりました。
(Q:後半から変えた狙いについては?)
サイドで自由にやらせていたので、相手のウィングバックを掴むために5バックにしたと思います。 
(Q:大阪ダービーでの敗戦は、やはり率直に悔しいですか?)
もちろん、悔しいですね。悔しいですけど、僕たちはそこまで戦ったのか?と。まず、自分自身に腹立たしいですし、これで自分自身いいのか?ということが、まずあります。このチームを今日は引っ張れなかったことは、自分自身、情けないと思います。
(Q:次節<5/25・土>はホームに戻り、首位を走るFC東京戦です)
その前にルヴァンカップ<5/22・水 vs大分>もありますし、すぐ試合があるのがありがたいなと思います。もう1度、戦える集団になりたいと思います」

●丸橋祐介選手
「悔しいですね。相手にチャンスを決められたかなと思います。
(Q:どちらに転んでもおかしくない展開が続いたように思うが?)
悪くはなかったですが、決定機と言えるシーンもそこまで作れなかった。その中で、最初の少ないチャンスをガンバにものにされてしまいました。
(Q:失点後は、多少バランスを崩しながらも、同点を目指して攻めた印象ですが?)
アウェイで先制されたので、多少はリスクを負っても攻めないといけない状況だった。バランスが崩れたのは仕方ないですけど、最後もチャンスはあったので、引き分けには持っていけたと思う。悔しいですね。切り替えて、また全員で戦っていきたいと思います」

●木本恭生選手
「リーグ戦の連勝で迎えた試合で、メンバーが替わり、自分も入って、少しプレッシャーもあったのですが、その中で勝ち切れず、責任を感じます。
(Q:前半は相手にボールを持たれる時間もあったとはいえ、互角の展開のようにも見えましたが?)
(ガンバ大阪の2トップに)キープはされていましたけど、決定的な仕事はさせていなかったので、そのまま後半も抑えることができたら良かったのですが。後半、5バックになって下がり過ぎてしまい、相手に自由に回されてしまいました。『前から強いプレッシャーをかけていく』という指示だったのですが、それができなかった。後ろの選手がもっと声をかけていかないといけなかったと思います。
(Q:システム変更について)
後半の始めから形を変えて、『前から行く』という指示だったのですが、前から行けずに重心が少し後ろに下がってしまいました。あそこで耐えることができれば、また自分たちの時間も作れたと思います。踏ん張り切れなかったのは自分たちの責任です。 
(Q:ホーム連戦になる次週に向けて)
ルヴァンカップもありますし、リーグ戦もこのままズルズルいってはいけない。個人的にも、もう1回切り替えて、いいパフォーマンスを出したいと思います」

●藤田直之選手
「(Q:ご自身の初大阪ダービーになりましたが?)
試合前からセレッソサポーターにはいい雰囲気を作ってもらったので、申し訳ないというのが率直な感想ですね。
(Q:前半は、相手にボールを持たれながらも互角に近い展開だったと思いますが?)
後ろで少しボールは持たれていましたが、持たせていたという感覚で、しっかりブロックは敷けていたと思います。最近の試合では、そこから僕たち発信でボールを取りに行けていたところが、今日は自分たち発信でボールを取りに行けなかった。ただ、そこまで悪い印象はなかったです。
 後半は、フォーメーションを変えたりメンバーを替えたり、流れを引き寄せようとしたのですが、なかなか僕たちの流れにはならなかったですね。
(Q:前半、そこまで悪くはない中で、後半からシステムを変えた狙いについては?)
相手の左ウィングバックの選手が、(水沼)宏太と(松田)陸の間でフリーで受けるシーンがあって。菅沼選手が持ち運んで、倉田選手が中途半端な位置を取っていた。結果、宏太が中を締めることで外に出されたのですが、そこで陸がフタをできていた。サイドを使われて、陸が引き出されるシーンもありましたけど、そこまで怖いシーンは特になかったのかなと思うのですが、監督の意図としては、サイドで彼(福田湧矢)をフリーにしたくないということで5枚にしたと思います。もちろん、監督の意図は伝わっていましたし、その中でもっとボールにアタックしないとダメでした。もっと声を出してやれたら良かったのですが、今日はスタジアムの雰囲気もあり、声も届かないこともあり、なかなか連動した守備ができませんでした。最近は連動した守備ができていたのですが、今日に関しては、守備がうまくハマらなかった印象です。
(Q:大阪ダービーという独特の雰囲気の中、相手のテンションもかなり高かったと思います)
立ち上がり、ウチのディフェンスラインで引っかけてしまうシーンもあり、少し後手を踏み、相手を勢い付いてしまったかなと。相手の圧がかかり、自分たちのポゼッションも難しかったです。シンプルに裏に蹴る意図もありましたが、跳ね返されてカウンターを受けるシーンもありました。そういう中でも自信を持ってやることも必要ですし、劣勢になった中でも跳ね返す力がないと、こういう試合は勝てない。入りで相手を勢い付けてしまった反省と、それを覆せなかった反省の2つがあると思います」