6月19日(水)JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフ第1戦
FC東京 1-0 セレッソ大阪 (19:03/味スタ/5,943人)
試合写真・コメントなど
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●柿谷曜一朗選手
「(Q:拮抗した試合となったが、試合を振り返ると?)
相手の2トップにやられた、ということは誰もが思っていると思う。(相手は)日本を代表する2トップ。ただ、自分たちにもチャンスがなかったわけではないので、相手の堅い守備をなんとかこじ開けたかった。(ホーム&アウェイの)2試合あるということをプラスに考えるしかない。この試合をいくら考えても取り返せないので。ホームでの第2戦に、今日の相手以上に多く点を取って勝つことを目標に、チーム一丸になれれば問題ないかなと思います。
(Q:その意味では0-1というスコアは悲観し過ぎる結果ではない?)
最低限というか、最低限と考えるなら引分けかなとは思うけど。リーグ戦と並行してルヴァンカップがある中で、全員で戦わないといけないし、チームが1つになって勝ち上がっていかないといけない。誰が出てもいいサッカーができるように、リーグ戦では少しでも上の順位に行けるように、カップ戦ではまたタイトルを獲れるように、全員で前向きにできればいいかなと思います。
 今日は平日でも東京まで多くのサポーターが来てくれていたので勝って帰りたかったけど、次はホームでできるので、そこでしっかり勝って、このゲームを無駄にしないようにしたい。次、また誰が出るかわからないけど、誰が出てもいい結果を持ち帰れるようにしたい。その前に、すぐにリーグ戦もあるので、そこでいい結果を出して、次のルヴァンカップに向けていい準備ができればいいと思います」

●山田寛人選手
「(Q:ピッチに送られた時の思いは?)
負けている状態でしたし、思ったより早い時間帯に出してもらえたので、1点を取りにいくことだけを考えてプレーしました。出てすぐチャンスもあったので、あそこは左足で打てば良かったと思います。最初のタッチはうまく入れたので、もう少しスムーズに打てるようにしたかったです。
 その後も何回かいい場所で受けてシュートまで行けたんですけど、J1レベルでは打つ前の(相手ディフェンスの)寄せが速い。FC東京も中に人が多くて守備が固いということもあったけど、時間を与えてくれないということは感じました。決めればもっと良かったけど、自分の中では次もやれるという自信は付いたので、そこは前向きな収穫だと思います。
(Q:チームとしても、攻撃で形は作れていたし、失点も最少失点で終われました。第2戦に望みはあるが?)
相手も決定機を何回か外していたので、そこはまだ次につながりました。あとは、ホームで自分たちが無失点で抑えて、2点以上を決めること。できる自信もあるし、チームとして、もっと攻撃の精度を上げていきたいです」

●瀬古歩夢選手
「やっぱり、結果が求められる中、チームが勝てなかったことは残念です。ただ、次にまたホームで試合があるので、そこで取り返せるようにやっていきたいです。
(Q:試合の入りで苦しんだが、24分に瀬古選手が福満隆貴選手にフィードを通したあたりから、チームも押し返せるようになったように思うが?)
ボールを受けた時にスペースが空いていたので、まず持ち運んで、顔を上げたら空いていたので、あそこに通しました。自分自身、(フィードは)特長の1つでもあるので、それが『もっと攻撃的にサッカーをしよう』とチームに伝わったのなら良かったです。横に動かすことが多かった中で、もっと縦に入れても良かったかなとも思うし、そこは次への課題にしていきたいです。
(Q:U-20ワールドカップを戦って日本に戻ってきたことで、気持ち的に変わった部分もあるか?)
JリーグでもU-20ワールドカップでも、相手をしっかり見て対応していかないといけないので、その点で変わることはないですね。気持ちとしては、戻ってきて、もっともっと堂々とプレーしたい思いはあるし、見ている人にそう思ってもらえるプレーをしたい。もっともっとやらないといけないし、(シンプルに)もっと上を目指したいという思いにはなりました」

●圍謙太朗選手
「悔しい、という気持ちしかないです。勝ちたかったので。幸い、ポジティブに考えると、2試合の合計で(勝ち上がりが)決まるので、次で絶対にひっくり返します。
(Q:開始早々、相手のファーストシュートを止めて、圍選手自身としてはいい入りができたのでは?)
ワンプレーワンプレーと考えてやっているので、入りとかはないですけど、試合全体で考えると、結果、最初の45分が相手は脅威だった。そう考えると、何本か断ち切れた場面はあったのですが、(前半の)最後に失点したので。あそこも締めていけば、勝ちに持って行けたのではないかという気持ちがあります。“タラレバ”はないですけど、もっともっとGKのところで結果を持って来ることができるのではないかと思います。それが(GKの)おもしろさなので、また成長していければと思います。落ち込んでいられないし、ポジティブに捉えて、いい課題が出たと捉えて、練習に落とし込んでいきたいと思います。
(Q:FC東京時代、味の素スタジアムでプレーすることは1つの目標だったと思うが、この試合で好パフォーマンスを見せたことで、ここまで積み重ねてきたことが形になったのでは?)
やっぱり、いい雰囲気だなと思いました。心残りだったのは、(セレッソに移籍して)1年目はメンバーにも入れず、(FC東京の)ゴール裏に挨拶に行けなかったこと。今日行ったところで遅いし…と思って(苦笑)。でも今日、FC東京のゴール裏の前でも守って、背中で(伝える)じゃないですけど、『頑張って成長しています』という姿を見せることができたらいいと思ったので、それが伝わればいいなと思います」