7月6日(土)2019明治安田生命J1リーグ 第18節
サンフレッチェ広島 1-1 セレッソ大阪 (19:03/Eスタ/15,032人)
試合写真・コメントなど
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●パトリック選手
Q:試合を振り返って。
「前半、試合の入りがよくなくて、相手のペースだった。後半から自分たちのペースになり、数多くのチャンスをつくり、素晴らしい試合ができた。勝ってはいないが、勝点1をプラスに捉えたい。次の試合に向けて、今日学んだことを活かしたい」

Q:後半は良くなりましたね。
「監督からはハーフタイムに、『もっと相手の陣地でプレッシャーをかけなさい』と言われた。それで相手はあまりリズムが出ず、たくさんのチャンスをつくることができた。自分のゴールがポストに当たったシーンがありました。あれを決めていれば、試合が勝てたのにと思うと、残念です」

Q:得点シーンはまさにパトリックらしい。
「試合の前、ハイネルに『ファーに流し込んでくれ』と頼んでいた。その通り、いいクロスを上げてくれた。決めることができてよかった」

Q:1年前、広島に豪雨災害が起こりました。
「今日は特別な想いをもって戦いました。いいエネルギーを持ってピッチに立ちました。勝利にはならなかったが、みんなが少しでも笑顔になれるように、今日、来られなかった人にもその気持ちを見せて、ピッチで戦いました」

Q:残り17試合、何ゴールあげたいですか。
「何点とるかはわかりません。でもいい雰囲気が、流れがきている。自分だけでなく、チーム全体がいい成長をしているなと感じます。たくさんゴール決めて、チームに貢献したいです」

●佐々木翔選手
Q:前半は守備がはまらなかった印象。
「そのとおりだと思います。どうすればよかったか、それは後半を見たらわかるとおりです。ああいう感じでやれば相手がイヤがることもできる。前半の途中に修正したい」

Q:前半の失点が続いている。
「それが厳しい。よりエネルギーを使ってしまうことは間違いない。はね返す力はあると思うけど、先に点をとって後半を迎えること、よりパワーを持ってリードしたところから始めるというゲームをお見せしたい。ただ、言っていても仕方ないし、日々の積み重ねしかない」

Q:鹿島戦に続いて粘り強く追いつく姿を見せている。それが成長の姿だという手応えは?
「うーん、どうなんでしょう。追いつけているのはもちろん、いいことだとは思う。ただ、失点して、後半に相手が落ちてきてから自分たちが押しこんでいる。それが本意かと問われれば、どうかな。そういう状況をつくらないこと、先制点を奪いたい」

Q:湖南戦以降の変化から、積み上げは感じている?
「このチームのハードワーク、粘り強さ、最後まで闘えるというところは強み。チャレンジしているところもたくさんあるし、結果に繋げたい」

Q:後半、パトリックが良くなった。そこへの意識は?
「パトが試合に出ている以上、彼のストロングを出してあげたい。後半、押し込めた時は、そういう状況が生まれている。それを前半から出したい」

Q:鳥栖戦について。
「どういうチームと対戦しても、僕らのやるべきことは積み重ねていくこと。先制点を献上しているということは断ち切らないといけない。相手の対策はしっかりとやるけれど、まずは自分たちのところに焦点をあてる。前半と後半では大きく違っている。そこはしっかりと準備し、自分達を見つめ直していきたい」

●ハイネル選手
Q:得点に繋がったアシストはよかった。
「チームにどんな形でもいいから貢献できることが嬉しい。コミュニケーションをとって、ああいうクロスをあげたり、アシストできたことがよかった」

Q:少しずつ連携も深まっている。
「コミュニケーションがより多くとれています。うまくコミュニケーションとれると、自然とああいうプレーが出てくる。後は、たくさん練習したことが連係に繋がっています」

Q:パトリック選手を狙ったのですか。
「パトリックからクロスが上がった時、シュートを撃って外れてしまった。ハーフタイムに『ファーに入れてくれ』と言われました」

Q:前半と後半の違いについて。
「ビハインドだったので、攻撃的にいかないといけない。繋ぐために足下を意識して戦えたことがよかった」

Q:次こそ勝てそうですね!
「毎試合、勝つんだという気持ちでピッチに立っている。勝つことは好きだし、これからも勝つんだという気持ちでピッチに入ります」

Q:たくさんのサポーターの歓声は聞こえていましたか。
「聞こえていました。サポーターの歓声は僕らの力になる。たくさんの後押しがあれば、それをいいエネルギーに変えてプレーに結び付けようと思います」