9月13日(金)2019明治安田生命J1リーグ 第26節
浦和レッズ 1-2 セレッソ大阪 (19:33/埼玉/22,640人)
試合写真・コメントなど
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●汰木康也選手
「(Q:相手をどうやって崩そうかとイメージしていたか?)
そうですね。今日も相手は4バックだったので、自分と関根(貴大)のところがフリーになるし、そこで仕掛けだったり、食いついたところで武藤(雄樹)くんと(長澤)和輝くんのところで起点を作るというところをチームとしてのポイントにしていたんですけども。うーん、個人的にもうちょっと高い位置で攻撃に絡みたかったし、どうしても守備のほうにパワーというか、守備をしている時間のほうが長かったので、それを、慣れもあると思うんですけども、これからは半分以上を攻撃に力を使えるようにやっていければなと思います。自分が攻撃に力を使えたら、あんな展開になっていなかったと思うので。
(Q:相手がボールを持つと5バック気味になりますが、本来は高い位置でプレーしたかったのでは?)
そうですね。今日だったら、松田(陸)選手と水沼(宏太)選手のところで、どうしても自分が後ろに引っ張られてしまって、どこに寄ったらいいのかもわからなくて、サイドを走られるシーンもありましたし。もう、そこは槙野(智章 )くんともっとコミュニケーションを取って、やられてもいいのでもう少し自分が前にプレスを行くところだったり、割り切って引かないで行かないと、自分も前に行けないんで。そこはまあ回数を重ねるしかないけど、前回の鹿島のときよりは多少は良くなったので、攻撃に力を使えるようにもっとやっていきたいと思います。 
(Q:ディフェンスラインを押し上げて、コンパクトにした中での守備だったら?)
どうしても自分の後ろをやられるのが怖くて引いちゃうのがあるので、割り切ってそこは槙野くんを信じて、もっと前に自分は行ってもいいかなというのはやりながら思ったので。そういう改善が見つかったのはポジティブに捉えたいなと思います。
(Q:監督が両ウイングの立ち位置を、前半にバックパスが多かったとのことでハーフタイムに修正が入ったとのことですが、具体的な指示は?)
自分が攻撃のときに水沼選手に見られちゃっているので、そこは水沼選手と松田選手との中間でボールを受けられれば、松田選手が自分に食いついて武藤くんが空くと。こっちのほうが有利に攻撃を進められるという話だったんですけども、前半はどうしても水沼選手に見られちゃって、松田選手が自分に食いつかなくて、武藤くんがスペースを使えない状況があった。そこは後半で改善しようと思って、後半早めに代わりましたけども、前半と違って前目でボールを受けられるようになった。最初からあれができていれば、もっと相手に対して怖いプレーができたかなと思います」


●西川周作選手
「(Q:ちょっとしたところで失点を喫するなど、守備の部分で気になることは?)
相手もあってのことですが、先制されて追いついたあとのメンタリティーで慌てることが一番良くないですし、ここ数試合、サイドの位置で無駄なファウルが増える傾向があります。できるだけ数的優位の状況でボールを取れる状況を作らなければなりません。もっとチームとしてできたらなと思います。どんな状況でも落ち着いてやれるように、声がけで意識してやれるようにしていきたいです。 
(Q:もどかしいところもあるのでは?)
これだけ勝てない時期を過ごすのはレッズに来て初めてのことです。現状、レッズのいいところは、監督やスタッフを含めて、出ている選手たちも出ていない選手たちもバラバラではありません。集中して練習に取り組めています。年齢が上の選手が違う方向に行っては良くないですし、僕自身も立ち振る舞いを大事にしていきたいです。中心選手としての自覚を持ってやっていきたいと思います。
(Q:順位表を見て、残留争いをしている意識がチームの中にあるのか?それともまだ試合数もあるし、そこまでではないという空気感なのか?)
リーグ戦なので、下に行けばJ2降格も見えてくると思いますし、現実を見ないといけないですが、勝点3を積み重ねること、そして最低でも勝点1が必要になってきます。その分、緊張感も増すのかなと思いますが、メンタルとしては落ち着いて、ブレることなく、チャレンジをしていきたいです。1試合1試合を無駄にできないので、ポジティブな声がけをして、チームをいい方向に持っていきたいと思います。
(Q:1-1で退場者が出たあと、どちらかと言うと、この勝点1を守り切ろうというよりも勝点3を取りに行こうという姿勢が強かったか?)
試合前から勝利に徹する、勝利を意識する試合だったからこそ、勝つことに執着心を見せた試合だと思います。結果は負けたことでゼロポイントであることは反省すべきですし、結果を出すことを目指しながら、その姿勢を続けていくことが大事だと思っています」


●興梠慎三選手
「(Q:勝てなかったが?)
後ろから回すチームにここ最近勝てていないですけど、それでも後ろから繋いだとしても前から行きたかったので、それは90分間通してできたと思う。良いところでカットできて攻撃に繋げられたところもあるので。でも、最後の質だったり、シュートまで持っていく場面はあまりにも少ないのかなと。
(Q:その原因は?)
なんですかね、僕もわからないですけども、うーん、もっとこう、中で崩したりしないと外も空かないし。でも、チャンスというチャンスがないから、ちょっと複雑な気持ちですけど。
(Q:ご自分の得点もありましたが勝ち切れないですね)
うーん、まあ、でもあそこにいることが重要なので、それは引き続きやっていきたいことですし。全体としてもシュートの数が、シュートも打てていない状況が多いので。
(Q:得点の場面を振り返ると?)
少しバランス崩しましたけれども、なんとか決めて良かったです。
(Q:荻原拓也 選手のプレーは?)
ああいうふうに得点に繋がること、途中から入ってくる選手がああいうふうに、なにかしらね、活躍してくれることは、まあ良いことだとは思います。ただ、阿部ちゃんが退場になったのもアイツから(ボールを)取られてますし。ボールを持ったら全部仕掛けていたので、そこはうまくパスなり、やっぱり時間帯によってはうまくボールをキープする時間帯もないと。でも、ああいう形で取られて、阿部ちゃんが退場という形になっちゃったので、それも1つ勉強になったのかなと思いますけどね」