9月28日(土)2019明治安田生命J1リーグ 第27節
セレッソ大阪 3-1 ガンバ大阪 (14:06/ヤンマー/36,990人)
試合写真・コメントなど
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●ブルーノ メンデス選手
「Q:大阪ダービーでゴールを決めた気持ちは?
とてもうれしいですね(笑)。長い間、ゴールを決めることができていなかったですが(7/13第19節・名古屋戦以来)、チームのために貢献していたとは思います。今日に関して言えば、勝利もゴールも付いてきたので良かったです。7年間、リーグ戦の大阪ダービーで勝てていなかったことは、チームとしても辛かったと思います。今日の勝利で、プレッシャーが抜けたような感じだと思います。 
(Q:得点以外にも起点になるなど、すばらしい働きだったが?)
いい練習ができていることが、いいパフォーマンスにつながったと思います。それを続けてやることが大事です。今日はたまたまゴールを決めることができましたが、前でボールを奪うことや、チームのためにということは常に意識しています。みんなの頑張りが今日の勝利、そして5連勝につながったと思います。ここから、さらに上位に食い込んでいきたいです。
(Q:得点から遠ざかっている間は、焦りや苦しい思いもありましたか?)
ノーノー(笑)、焦りはなかったですね。もちろん常に取りたい気持ちはありますが、練習をしっかりやっていればゴールは自然と生まれるものだと思っています。僕にゴールがない間も、チームメートのおかげで勝利できていましたしね。
(Q:髪の毛はダービーに向けて切ったのですか?)
少し伸びていたので、気分転換にちょっと切っただけだよ(笑)。
(Q:軽くなったことで、ヘディングも合わせることができたのでは?) 
ハハハ(笑)。軽くなって、うまく合わせることができたね。
(Q:リーグ戦では7年間、大阪ダービーで勝てていないことは誰から聞きましたか?)
みんなが言っていました。『今日は絶対に勝つ』という気持ちが全員にあったし、『自分たちが歴史を変えないといけない』という責任もありました。
(Q:試合後のロッカールームはどんな様子でしたか?)
みんなうれしそうでしたね(笑)。ミッションを達成できたという気持ちがあります。
(Q:ホームでの大阪ダービーは初めてでしたが、どういった雰囲気に感じましたか?)
お客さまも多かったですし、サポーターの作る雰囲気はすばらしかったです。自分たちに力を与えてくれました。モチベーションも上がりましたし、『自分たちの仕事をしなければ』という気持ちになりました。それが結果につながったと思います。
Q:ブルーノ選手のチャントも、いつも以上に響いていましたね?
そうですね(笑)」

●柿谷曜一朗選手
「(Q:いい勝ち方ができたのでは?)
3-0で勝ちたかったですね。最後は詰めが甘い部分と、『さすがガンバやな』という部分と。『得点ゼロでは終わらない』という気持ちを感じました。あれが例えば2-1とかだったら…そう考えると油断していた部分もあったと思うので、次の試合に向けて反省しながらできればいいと思います。 
(Q:それでも、前半に先制してすぐに追加点、後半も3点目と理想的な展開だったのでは?)
ここ数年、ダービーで先制して、セットプレーで追加点を取るという展開はなかったとは思います。ただ、タイミングとか運とかいろいろ重なって勝てたと僕は思っているので、本当に実力で圧倒して勝つという日が来るまで、胸を借りるつもりで戦わないといけないと思っています。
(Q:柿谷選手自身、サイドをいい形でボールを受けて、スピードアップしたり崩したりという場面が多かったが?)
今はサイドで、自分の中でも考えながらプレーしています。『ダービーは気持ちと気持ちのぶつかり合い』だとよく言われますけど、僕は今日はそうではなくて。自分が求められている役割をどれだけこなせるか、その中でダービーを楽しもうと思っていました。まぁでもダービーなので、勝てて良かったと思います。
(Q:ロティーナ監督からも、「試合を重ねるごとに良くなっている」という話もありましたが?)
そう思ってもらえるとうれしいですけど、まだまだ自分の中で納得できていない部分も多いので、もっと良くしていきたいです。
(Q:試合前には、「娘にもいいところを見せたい」という話もあったが?) 
ダービーで勝つところを見せることができて良かったです(笑)」

●奥埜博亮選手
「(Q:大阪ダービーで勝った気持ちは?)
すごくうれしいです(笑)。もうちょっと自分たちでボールを握る展開もあって良かったと思いますが、前半のうちに2点を取れたので、そこからはしっかり守って、チャンスがあればカウンターから3点目を取るという試合運びができたのかなと思います。
(Q:2点を取った後の試合運びは、ある程度割り切っていましたか?)
そうですね。自分たちの前で持たれる分には怖くないと思っていましたし、縦パスを入れさせないことや、入れられた後の守備もよくできていたと思います。
(Q:相手は個々で怖さがある選手は多かったですが、そこまで決定機を作られた感覚はなかったですか?)
そうですね。チームとしてもよく守れていましたし、局面でも個人として守れていたと思います」

●藤田直之選手
「ダービーに関して言えば、リーグ戦では8試合連続で勝っていなかったということは聞いていました。でも、今の力関係で言えば十分に勝機はあると思っていましたし、なにより前回のアウェイでのダービーは良い応援をしてもらった中で負けてしまったので、その借りは返さないといけないと思っていました。
 今日もスタジアムに入る時にメチャクチャ良い雰囲気をサポーターが作ってくれたので、サポーターのためにも闘おうという気持ちになりました。僕はセレッソに来たばっかりですが、もちろんこのダービーの重みはわかっているつもりです。ただ、以前からの選手、アカデミー出身の選手のほうが気持ちもあったと思いますし、なによりサポーターがダービーで勝つことを楽しみにしていたと思うので、そういう意味でもサポーターのために勝ちたいという思いは強かったです。
(Q:立ち上がりに2点を取り、その後は少し押し込まれたが、どういう心境で戦っていたか?)
押し込まれましたが、危ないシーンはほぼ作られていないと思います。あまり食い付き過ぎず、ボランチが中を閉めてというのがウチのやり方。もっとボールを回したかったですが、後半は回せる時間もありました。最後の失点はいらなかったですが、ダービーにしっかり勝てたことが一番じゃないかなと思います。
(Q:試合前、『ガンバは個で崩せる力を持った選手が多い』とも話されていましたが、しっかりと抑えることができたのでは?)
そうですね。今日はウチの守備の距離感がすごく良かったと思います。そんなに突破されるシーンはなかったと思います。もちろん相手もうまいので狭い所を個人技でというシーンはあっても、最後の最後は距離感が良い分、ドフリーでシュートを撃たれることはなかったと思います。距離感が良ければ、ファーストディフェンダーがもう一歩、半歩寄せられますし、そこで半歩寄せることによって相手の顔も少し下がります。距離感が悪くて広い範囲で1対1になると、その半歩が行けなくなり、顔を上げられて良いパスを出されてという。細かいところですが、その距離感をよくすることで1対1かもしれませんが相手にやりにくさを与えられたと思うので、今日はそれができたと思います」

●松田陸選手
「(Q:率直に、大阪ダービーに勝った気持ちは?)
最高でしょ(笑)。気持ちよかったですね。欲を言えば無失点で勝ちたかったですが、相手の意地も感じたし、仕方ないですね。
(Q:早めに2点を取れたことで、終始、自分たちのペースで試合を運べたのでは?)
そうですね。早い時間帯で2点を取れたので、いいペースで試合を進めることができました。後半も早い段階で3点目を取れたのは、今のセレッソの力だと思います。
(Q:2点を取ったあとの前半の戦い方については?)
(ボールを)持たれているというよりは、持たせているという感覚で全員やれていたと思います。決定機もほとんど作らせていなかったですし、全員が『今日は絶対勝つ』という気持ちで戦えていました。最後の部分でも体を張れていたので、良かったと思います」