11月10日(日)2019明治安田生命J3リーグ 第30節
セレッソ大阪U-23 2-3 ガイナーレ鳥取 (14:03/ヤンマー/1,013人)
試合写真・コメントなど
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●舩木翔選手
Q:トップチームからU-23に戻り、2アシストという結果を残したが?

「昨日もマルくん(丸橋祐介)は(トップチームで)結果を残しました。そういう部分は自分と違うところだなと、ベンチで、近くで見れば見るほど感じたし、そこを自分は突き詰めていかないと、越えていけない。タイプが違ったとしても、アシストという結果は、一番、評価されるところなので。その上で、自分の色を出せるか、ということがあると思う。今日、2アシストできたことは、結果を残せたという意味では、良かったと思います」

Q:トップチームで出場機会を重ねて再びU-23で出て、改めて感じたことはありますか?

「1年目と2年目はU-23でプレーする機会が多く、自分は守備が課題で守備に取り組んできました。そこは今季、トップチームでプレーしても、J1の舞台でも、守備の整理はできてきたという実感はありました。でも、自分が主導権を握って、(柿谷)曜一朗くんやソウザを動かすプレーはまだまだできていない。周りに合わせるプレーになってしまった。自分が動かした中で、周りの良さを引き出していくことを突き詰めていかないといけない。そこは、トップチームで試合に出て、考え方を整理できたので、トップチームでの練習や、こういったJ3の舞台でも、自分が主導権を握って、もっと積極的にやっていきたいです」

Q:今日の試合としては、最後はチームとして耐え切れなかった?

「相手が長いボールを蹴ってきたときの対処ができなかった。1失点した中で、崩れてしまったことは良くない。自分たちでもっと突き詰めていかないといけない。今日のディフェンスラインでは、U-18の選手が2人と、マーボーくん(西本雅崇)も(本来は)ボランチなので。そういった部分では、自分が一番、プロとしてディフェンスの経験があったので、自分が主導権を持って、引っ張っていかないといけなかったと思います」

●西本雅崇選手
「得点を決めることができたことは良かったですが、最後のところで踏ん張り切れなかった。CBとして、3失点しては勝てない。自分自身、流れを渡してしまうミスの仕方で失点してしまったので、チームに迷惑をかけたなと思います」

Q:クロス対応も含め、難しい時間帯が続いていただけに、チームとしては、何とかその状況を断ち切りたかったですか?

「前半みたいに声をかけて全体がスライドできていたら後半もやれていたと思いますが、プレスが弱くなって、徐々に押し込まれて、自分たち(CB)も我慢できず、跳ね返すことができなかった。そこが敗因だと思います」

Q:本来ボランチの二人がCBという難しい状況でもあったかと思いますが、跳ね返さないといけなかった?

「そうですね。相手の思うような展開になってしまったなと思います。競り負けてはいけないし、クロスを上げさせないことも含めて、課題は残ります。でも、やっぱり、自分のミスで試合を難しくしてしまったと思います」

Q:普段、出場機会の少ない選手も多く先発し、チームとしての収穫もあったのでは?

「前節いい試合をして、今日も前半は良かったのですが、一つの緩みでこういった試合になってしまうことを改めて感じました。次、連敗しないように。次節も上位が相手。上位に勝たないと上には行けないので、また一からやっていきたいと思います」

●吉田有志選手
Q:J初ゴールの感想について

「少し前にスタメンで出してもらって、その後は何試合かベンチが続いて悔しかったので、今日、久々にスタメンで使ってもらって、結果を残したいと思っていたので、得点を決めることができたことは良かったです」

Q:先発で出られない間、考える時間があったと思うが、「次、出たらこういうプレーをしたい」という思いもありましたか?

「J3に初めて出て、できる部分もあったのですが、足りない部分も多かったので、出ていないときの練習で意識してやってきたことが、今日スタメンで使ってもらえたことにもつながったのかなと思います」

Q:前半はチームとしてもいいプレーができていただけに、勝点を取りたかったと思うが、終盤は足が止まってしまった?

「そこは自分の課題でもあるのですが、まだ力強さやスタミナが足りません。2失点目も僕のミスなので、点は取れたのですが、失点にも絡んでしまったことは、直していかないといけません。(J3は)ユース年代のリーグ戦とは力強さやスピードが全然違うので、ここで試合をしたら、レベルアップできると思う。貴重な経験をさせてもらっているので、もっともと頑張っていきたいです」