一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブは、学校法人大阪歯科大学との「セレッソ大阪アカデミーと大阪歯科大学の連携研究協定」を締結、2月26日(金)に調印式を行いました。
今後は、両者が協力関係を築き、世界基準のトップアスリートを育てることを目的に、スポーツと歯科学の関係性を具体的なデータに基づき研究していくことになります。

調印式の様子

左から、大阪歯科大学 歯科保存学講座主任教授 山本一世さま、大阪歯科大学 附属病院病院長 覚道健治さま、大阪歯科大学 理事長・学長 川添堯彬さま、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ 代表理事 宮本功、大阪サッカークラブ株式会社 代表取締役社長 玉田稔。
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調印式の概要は下記のとおりです。
協定名:
「セレッソ大阪アカデミーと大阪歯科大学の連携研究協定」
日時:
2月26日(金)午前10:00~
場所
セレッソ大阪舞洲クラブハウス
出席者
大阪歯科大学 理事長・学長 川添堯彬さま
大阪歯科大学 附属病院病院長 覚道健治さま
大阪歯科大学 歯科保存学講座 主任教授 山本一世さま
大阪歯科大学 歯科保存学講座准教授 吉川一志さま
大阪歯科大学 大学管理部部長 松村誠一さま
大阪歯科大学 教務学生課入試担当 中谷悟さま
一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ 代表理事 宮本功
大阪サッカークラブ株式会社 代表取締役社長 玉田稔

相互協力の主な内容について
2020年東京でのオリンピックを控え、人々のスポーツに対する関心は高まりつつあり、歯科からの対応も様々な形でなされています。
今回の研究は、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブと大阪歯科大学が共同で、口腔環境とフィジカルパフォーマンスとの関連を明らかにすることを目的としています。

協定の内容
1.歯科医学・医療に基づくサッカー選手の育成に関する共同研究および事業
2.歯科医学・医療によるサッカー界への貢献
3.本共同研究の活動における相互の指導者、講師等の交流
4.サッカー全般に関する情報の収集および交換
5.その他サッカーの振興をはじめとする地域の活性化に寄与する事項の推進

具体的には、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブに所属する選手の口腔内の状態を口腔内検診や咬合能力などで把握し、セレッソ大阪スポーツクラブの記録している各選手のフィジカルパフォーマンスと照らし合わせることで、口腔の状態とスポーツパフォーマンスの関連が明らかになれば、トップアスリートの競技成績の向上やスポーツを愛好する市民の口腔の健康に寄与することが期待されます。
またスポーツと歯科学の関係性を具体的なデータに基づき研究し、プレー中のパフォーマンス向上を目指し、世界基準のトップアスリートを育てたいと考えています。