本日、開催しました「StubHubワールドマッチ2017 セレッソ大阪vsセビージャFC」の記者会見の内容についてお知らせいたします。

StubHub ワールドマッチ2017
7月17日(月・祝) vsセビージャFC(スペイン)
18:00キックオフ予定/ヤンマースタジアム長居
チケット情報

玉田稔 代表取締役社長
「皆さん、こんにちは。私のほうから、今回の試合の成立に至った経緯を簡単にご説明させていただきたいと思います。
今年からJ1リーグ戦が1ステージ制に戻りまして、夏場・7月中旬にサマーブレイクがあります。この期間に海外から強豪チームを招き対戦するということで、「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」として、鹿島とセビージャが7月22日(土)に県立カシマサッカースタジアムで対戦されることになりました。
セレッソとしてもサマーブレイク中、合宿を張るのか、どこかのチームと対戦するのかと考えていたところです。ただ、勝ち上がれば7月12日(水)に天皇杯3回戦があり、本来ですとその後は試合期間が空くのですが、セレッソの場合はJ1リーグ戦第22節・浦和戦の試合が7月22日(土)に繰り上がっています(浦和が、8月15日<火>に「スルガ銀行チャンピオンシップ」に出場するため)。
なかなか日程調整がうまくいかなかったんですけども、7月17日あたりだとゲームが可能だということになり、なんとかこのあたりでセビージャとの試合が実現できないものかと考えておりました。今年度からセレッソ大阪のグローバルチケッティングパートナーとして一緒に事業をやらせていただいておりますStubHub様はスペインの企業ですので、お声がけさせていただいたところ、ご協賛いただくことが決まりました。本当にありがとうございます。
このような経緯により、「StubHubワールドマッチ2017」と題して、7月17日(月・祝)にヤンマースタジアム長居でセビージャFCと対戦させていただくことになりました」

柿谷曜一朗選手
「皆さん、こんにちは。素直に、セビージャというクラブ、テレビで見ているようなチームと試合ができることは心からうれしいです。どこまで通用するのかというのは選手全員が楽しみにしているところでもあります。
この試合を開催するにあたって、たくさんの関係者の方に協力していただいているので、まずそこに感謝をしないといけないし、僕たちプレーする立場としては、たくさんのお客様が試合を見に来てくださると思うので、相手は強いですけど思い切りぶつかって、90分間しっかり戦いたいなと思います」

清武弘嗣選手
「皆さん、こんにちは。今回、こういう試合ができることは素直にすごくうれしいです。(セレッソの)若い選手たちが、セビージャという今年すごく強いチームを身近で見て、対戦できることはとてもプラスになるし、いい機会だと思います。セレッソがセビージャに勝てるように、しっかりと頑張りたいと思います」

ラモン・ロアルテ・ヘルナンデス セビージャFC・マーケティングダイレクター
「(日本語で)残念ながら日本語があまりうまく話せないので、英語にて失礼いたします。オオキニ。(場内笑)
(英語で)まずは関係者の皆様に感謝の言葉を伝えたいと思います。Jリーグの関係者、メディアの皆様にも感謝を伝えたいです。
セレッソ大阪と対戦することを、とても誇りに思っております。セレッソは日本の中でも最も強いチームだと聞いていますので、試合をすることを本当に楽しみにしています。我々は8月の欧州チャンピオンズリーグ予選に向けて、プレシーズンが日本で始まるわけですが、そこでセレッソ大阪というビッグクラブ、そして鹿島アントラーズと試合ができることはいいことですし、とても楽しみにしています。
(日本語で)サンキュー、オオキニ(笑)」

ハビエル・コルバチョ StubHub アジア・パシフィック地域マネージャー
「まず、玉田様、関係者の皆さまに感謝の言葉を申し上げたいと思います。昨季のセレッソ大阪のJ1リーグ昇格おめでとうございます。そして、今季のこれまでの成績がとてもいいので、大変うれしく思っています。シーズン中よりパートナーとして連携させていただいている延長で、今回の話があり、こういうイベントを企画できたことはたくさんのファンの喜びにもつながると思いますので、とても誇りに思っています。ラモン様にも感謝します。チャンピオンズリーグにも出場が決まり、おめでとうございます。セビージャはとても長い歴史を誇り、タイトルもいっぱい取ってきたので、たくさんの日本のファンも喜ぶと思います。少しだけStubHubについて紹介させてください。StubHubは50か国でチケットプラットフォームサービスを展開しています。新しい国でこういった仕事を始める時に、その国のトップチームと一緒に連携するのが、私たちの戦略であります。だからこそ、セレッソ大阪と今回提携し、弊社にとって日本で初めてのタイトルスポンサーとなることを決意しました。また、セレッソ大阪ならびに日本のサッカーを日本国外に向けてプロモートする機会をいただき大変光栄です。スポーツエンターテイメントの団体、130団体とも、こういったパートナーシップを結び連携しております。提携先団体と協力し、チケット購入体験におけるイノベーションを起こすことを目指しています。これはビジネスのためだけではなく、世界中のファンの皆さんのためにやっているものです。アリガトウ」

質疑応答
Q:今年からセレッソとパートナーシップを結ばれたということですが、セレッソにどういった魅力を感じているのか?また、今後、セレッソとの新しいプランや取り組みがあれば教えてください。
ハビエル・コルバチョ氏
「昨年からセレッソ大阪さんとグローバルチケッティングパートナー・公式リセールプラットフォームとして連携をしてきました。セレッソ大阪さんからこの話をいただいたとき、弊社のビジョンとも一致しました。弊社のビジョンは、世界中のファンがイベントに行きやすい世界をつくることです」

Q:昨年まで所属していたセビージャと対戦する心境は?
清武弘嗣選手
「セビージャというクラブは僕もプレーして偉大なクラブだと感じましたし、世界で活躍している選手、代表選手もたくさんいます。今季はサンパオリ監督の下、いい成績を残して終わったと思いますし、すごく強いチームだと思っています。そういう相手と試合ができることはすごく光栄ですし、先ほども言ったように、若い選手がセビージャと試合をすることはいいことで、そこから学ぶこと、直接感じることはあると思います。いろいろなものを見て、感じてほしいなと思います」

Q:セビージャのイメージ、スペインサッカーのイメージは?
柿谷曜一朗選手
「キヨ(清武弘嗣)のほうが知っているんじゃないですか?(笑、場内笑)
スペインのサッカーはバルセロナやレアル・マドリードがピックアップされがちですけど、セビージャもそこに匹敵する強さを持ったチームだと思います。僕たち日本・アジアの選手は、『セビージャ』と聞くと、スペインのサッカーを引っ張っているチームだというイメージがあります。そういうチームとどれだけできるのか。セビージャがどこまで本気でやってくれるかわかりませんが、僕らは全力でやって、相手が『本気でやらなアカンな』と思うくらい、思い切ってやれればいいと思います」

Q:プレシーズンを日本で始める意義をどう考えていますか?
また、先ほど柿谷選手も言っていましたが、今回のセレッソ戦に向けてどの程度の戦力、選手を揃えるつもりでしょうか?
ラモン・ロアルテ・ヘルナンデス氏
「セビージャはこの12年くらいの歴史の中では、リーグ戦をとてもいい順位で終えています。3年連続ヨーロッパリーグでも優勝しています。ただ、今年はタイトルを取ることができませんでした。ですので、このプレシーズンの準備が本当に大事だということを皆様に伝えたいと思います。
開幕から結果が付いて来なければ、リーグ戦のトップ3には入れません。来季、トップ3に入るためには、プレシーズンの準備が本当に大事になります。この試合に対しても、本気で戦いたいと思います。試合に出ている選手たちはオフに入りましたが、また7月3日に合流します。こういった機会で、私たちの新しいチームを皆様に見せることを楽しみにしています。7月13日に来日します。チームがスタートしてから10日間くらいで日本に来ることになりますが、いい準備をして、いい練習をして、いいスタートを切りたいと思っています。来季に向けて新しい選手も合流すると思います。新しい選手の力を借りて、チームのレベルを上げて、リーガ、そして欧州チャンピオンズリーグに向けて、いい準備をしたいと思います。
今、セレッソはリーグ4位だと聞いています。とてもいいこと、とても成功していると思います。フレンドリーマッチですが、本気で戦って、いい競争ができればと思います」