この度、大阪サッカークラブ株式会社と一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブは「大阪市立大学(大阪市)」とフレンドシップ協定を締結いたしましたのでお知らせいたします。

この協定を結ぶことにより、各機関が有する知的資源、人的資源及び物的資源の相互利活用を通して、各々が担う地域社会等への貢献ならびに様々な分野において活動の充実を図っていきます。

公立大学法人 大阪市立大学
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
公式サイト http://www.osaka-cu.ac.jp/ja
大学長:大阪市立大学学長 荒川哲男


契約内容
セレッソ大阪アカデミックパートナー

趣旨
大学の活動及び地域スポーツクラブの活動に関して相互に協力することにより、健康・スポーツ医科学研究の振興及び教育並びに地域スポーツクラブの発展を図り、大学とクラブが担う地域社会等への貢献に資することを目的としフレンドシップ協定を締結する。

協力事項
・スポーツを活かした地域活性化に関すること
・スポーツを支える人材育成に関すること
・スポーツ医科学に基づく選手の育成および傷害の予防に関すること
・人材の交流や施設の利用等に関すること

大阪市立大学 荒川哲男学長からのコメント 
「皆さま、こんにちは。大阪市立大学は、住吉区の長居のエリアと1駅違うくらいの距離にありまして、本日の協定を非常にうれしく思っております。我々の大学は、8学部、10研究科を持っております総合大学でございます。
 私は1年半前に学長に就任いたしました。その時にスローガンを掲げまして、『笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点』ということで、大阪の抱える課題として、1つは健康寿命が短いというものがあります。日本は平均寿命や健康寿命は世界に冠たる長寿国ですけど、その中にあって、大阪府は全国平均を下回っているという課題を抱えています。大阪の抱える課題を解決していくことが大学としての1つの使命であり、大阪の健康寿命を延伸させるための活動を行っていこうということで、このようなスローガンを掲げています。
 今年の2月28日には大阪市と基本協定を結びました。テーマとしては、大阪の健康寿命を延伸していくためのシンクタンク機能を大阪市立大学が発揮するんだということを、市長からも宣言していただきまして、それをベースに企業とタイアップしながら産学官連携、そこに市民も加わって、データ解析などに取り組んでいます。
 スローガン達成に向けては、やはりスポーツが1つのキーワードになっております。今回、スポーツ関係での協定ということで、セレッソさんと結ばせていただくことになりました。セレッソさんとの関係につきましては、本学の整形外科がチームドクターとして、ヤンマーディーゼルサッカー部時代からずっと関わらせていただいており、今回をきっかけにして、もっと大きく、大阪全体のスポーツに関係するような科学的な分析とか青少年の育成、高齢者の健康の増進のために、セレッソさんと我々の協定でいろいろ研究を進めていければ非常にありがたいと思っております」