Jリーグからのリリースです。
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下記の通り「ホームグロウン制度」の導入と「外国籍選手枠」の変更について承認しました。
「ホームグロウン制度」の導入は各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に、「外国籍選手枠」の変更は規制緩和によりクラブの選択肢を広げることで高水準の競争を実現することを目的に実施するものです。

<ホームグロウン制度>
Jクラブは、ホームグロウン選手(以下、HG選手)を規定の人数以上、トップチームに登録しなくてはならない。
■ホームグロウン選手の定義
・12歳から21歳の間、3シーズンまたは36カ月以上、自クラブで登録していた選手
・満12歳の誕生日を含むシーズンから、満21歳の誕生日を含むシーズンまでを対象とする
・期間は連続していなくてよい
・21歳以下の期限付き移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウントする
・選手を国籍、またはプロ/アマの別、または年齢で区別しない
・JFA・Jリーグ特別指定選手は、HG選手と見なさない
■規定人数
・HG選手の登録数は、開幕時の登録ウインドー終了時にカウントする
・期限付き移籍の選手は、移籍先クラブでの登録とみなす
シーズン 2019 2020 2021 2022
J1 2人以上 2人以上 3人以上 4人以上
J2 定めなし 定めなし 定めなし 1人以上
J3 定めなし 定めなし 定めなし 1人以上
■罰則
・HG選手登録が規定数に満たない場合、不足人数と同数を、翌シーズンのプロA契約25名枠から減ずる
・AFCチャンピオンズリーグ出場クラブの場合、プロA契約27名枠から減ずる
■現制度の存続
・自クラブ第3種または第2種チームで3年以上育成したプロA契約選手を、プロA契約25(27)名枠外で登録できる制度は存続する
・当該選手はHG選手と見なされる

<外国籍選手枠>
■規定:
選手登録   J1/J2/J3 いずれも制限を設けない*
 試合エントリー
(ベンチ入り)
 J1は5人、J2/J3は4人上限とする** 
 試合出場  J1は5人、J2/J3は4人上限とする**
* 現行の日本サッカー協会(以下、JFA)のプロ契約制度(A契約25名枠およびJFA加盟チーム規則第10条に定める事項)は維持する
** JFA加盟チーム規則第10条に該当する選手および、Jリーグ提携国として定める国の国籍を有する選手は、外国籍選手の人数に含めない(2018年11月20日現在のJリーグ提携国:タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール)
■導入時期:
2019シーズンより
■適用:
シーズンを通じて適用
■その他:カテゴリー(J1/J2/J3)が異なるチームが対戦する場合の取り扱い
・JリーグYBCルヴァンカップ:それぞれの所属リーグの外国籍選手枠を適用する
・J1参入プレーオフ:外国籍選手の試合エントリー(ベンチ入り)・試合出場は4人を上限とする
・天皇杯:別途、JFAが定める