2019シーズン、25周年を記念したさまざまな取組みを行っているセレッソ大阪。 
 9月21日、その一環として、選手全員(コンディション不良の選手を除く)がホームタウンである大阪市と堺市に足を運び、日頃の感謝を伝える地域密着の取組みが行われた。

 まずは駒川商店街で出陣式。その後、大阪市・堺市内の商店街7カ所(駒川商店街、千日前道具屋筋商店街、天神橋筋商店街、淡路本町商店街、千林商店街、堺東商店街、キララ九条商店街)で、選手たちがそれぞれの商店街を練り歩きながら、商店主や買い物客、集まったファン・サポーターと触れ合い、撮影会などを行った。

 出陣式後、駒川商店街では、柿谷曜一朗、丸岡満、西本雅崇、舩木翔、瀬古歩夢のアカデミー出身5選手が登場。間近で歩く選手たちに子どもたちからは歓声が上がり、選手らも積極的に名刺やチラシを配り、交流を深めた。イベントの最後にはサイン会も行われ、選手と直接触れ合った子どもたちに笑顔が広がった。

 全選手が一斉にホームタウンに赴く取組みはクラブとして初めて。「今回の1回と言わず、何回でもやればいいと思う。コンディションにもよるけれど、選手の中でも相談して、たくさんのいろいろなことができればクラブとしても大きくなれると思う」と柿谷は話す。
 商店街練り歩きについては、「ホームスタジアムのすぐそばの商店街なので、セレッソのことをよく知ってくれている人もたくさんいたと思いますが、もしかしたら中にはセレッソのことを知らない人もいたかもしれない。そういう人にもセレッソを応援していただけるようにと思って歩いていました」と振り返った。

 また、大阪・なんばにある千日前道具屋筋商店街には、キム ジンヒョン、清武弘嗣、水沼宏太、高木俊幸が来訪。週末でにぎわう大阪の繁華街・ミナミの一角にある商店街ということもあり、登場時にはセレッソサポーターをはじめとする多くの人々の出迎えも。選手たちはハイタッチでサポーターや来場者と触れあったあと、商店街を歩いてセレッソをPR。その後は、商店街内でのふれあい活動の一環として、硝子食器店内でグラスアート体験を行い、お店のスタッフのサポートを受けながら、慣れない手つきで思い思いの絵柄でグラスを彩るなど、楽しい時間を過ごした。

「こうやって(ホームタウンを)まわることがすごく大切だなと感じた1日でした。こういうふうに回らせてもらって、僕たち自身も力になりましたし、また頑張ろうと思ったので、またこういう活動をしていきたいし、(地域の思いにこたえて)これからも選手はしっかり頑張っていきたい」とキャプテンの清武が感想を述べれば、副キャプテンの水沼も「なかなかこうやってホームタウンをまわることがなかったので、今日はすごく貴重な体験ができました。ユニフォームを着て街を歩くことが、今まで僕らはなかったので、すごく新鮮で楽しかったです。こういう機会をもっともっと増やして、大阪の皆さんにもっともっとセレッソを応援していただけるように、選手たちも努力してやっていくことが重要だなと思った1日でした」と、ホームタウンキャラバンの意義を痛感。クラブ初の試みは、クラブ、そして、選手たちにとっても、貴重なものとなった。

 翌週末28日(土・ヤンマースタジアム長居)には、明治安田生命J1リーグ戦で宿敵・ガンバ大阪との“大阪ダービー”も控えているセレッソ。この日、多くのファン・サポーターからいただいたエネルギーも力に変えて、ホームでの必勝を誓う。

 本日ご協力いただいた商店街の皆さま、各商店街に足を運び。選手と一緒にホームタウンキャラバンに参加してくださったファン・サポーターの皆さま、誠にありがとうございました。

【セレッソ大阪ホームタウンキャラバン】
参加選手とスケジュール 

まずは、駒川商店街で出陣式!


駒川商店街

 

 


千日前道具屋筋商店街



 

 

 

 

 

 
天神橋筋商店街

 

 


淡路本町商店街

 

 

 
千林商店街

 

 

 
堺東商店街

 

 

 
キララ九条商店街

 

 

 
鶴ヶ丘