12月15日(月)、アルビレックス新潟シンガポールでのシーズンを終えた元セレッソ大阪の荻野賢次郎選手がクラブ事務所に来社。
スタッフと旧交を温め、セレッソサポーターの皆さんへのメッセージもいただきましたので、ご紹介します。

荻野賢次郎選手からのメッセージ
「セレッソ大阪サポーターの皆さん、こんにちは。荻野賢次郎です。
アルビレックス新潟シンガポールで3シーズンが過ぎ、公式戦に出場したり、また出られそうで出られなかったりというモヤモヤした経験もしました。セレッソでは公式戦には出ることができなかったので、試合に出る経験、それからベンチも経験して、気持ちの面で大きく成長できました。

ただ、昨年は試合に出たけれど、今年は野澤(洋輔)さんが加入して、試合には出ることができなかったのが悔しかったです。でも、野澤さんはすごくいい人で、いろいろアドバイスをもらいました。GKコーチを兼任されていたことで、教えてもらうこともたくさんありました。野澤イズムを注入されました!
個人的な今年一番の思い出は、『キャプテン翼』の作者・高橋(陽一)先生とシンガポールのイベントでご一緒させていただいたことです。イベントのスタッフが、『おもしろいやつがいるから』って僕にオファーをくれて。ちょっと前に森島(寛晃アンバサダー)さんも高橋先生とイベントで一緒になったと聞いて、僕も元セレッソなんですよって話で盛り上がりました。

セレッソのことはインターネット(中継)やツイッターでチェックしていました。昇格できなかったのは、本当に悔しかったです。最後のJ1昇格プレーオフ決勝で勝ちきれなかったときは、『うわー、行けんかった』って…。
僕のプロ生活はここ(セレッソ)から始まったし、そのチームが苦労しているというか、うまくいっていないのを見るのは辛かったですね。知っている選手もまだいるし。タカ(扇原貴宏選手)やリョウ(永井龍選手)は同期だし、気になっていました。リョウがケガしたのは、大丈夫かなと心配してました。
リョウから電話がかかってきたんですけど、その時に出られなくて折り返したら、それもつながらなくて。その後、LINEでいろいろこっちの近況とか送ったのに、既読スルーされました(笑)。そこから連絡くれよって送っても、さらに無視されました…(笑)。

僕はこれから、次のステップを踏み出そうと思っています。
今年、セレッソでは(キム)ジンヒョンがケガをして、丹野(研太)さんが試合に出ていました。我慢してやっているとチャンスは回ってくるんだと思いました。丹野さんのようにコツコツと練習に取り組んで、試合にもさらっと出て、すごいことだと思いました。そういうのは本当に僕も励みになります。もっともっと頑張っていこうと思いました。

最後になりましたが、セレッソサポーターの皆さん、僕がセレッソを出てもう3年も経つのに、今でも応援してくれて、メッセージを送ってもらえたりして、すごくうれしいです。
それがあるから頑張ろうって思えます。
今は苦しい時期が続いているけれど、自分の中でも成長してきて、自信もついたので、来年もっと頑張っている姿を皆さんに見せたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!!」
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相変わらず気さくで、ユニークな雰囲気の荻野選手。
今は次のステップに向けた準備中とのこと。これからも、頑張ってほしいですね!
荻野賢次郎選手 プロフィール
・生年月日:1991年9月14日
・ポジション:GK
・経歴:野田川サッカー少年団('00)~江陽中学校('04)~京都府立峰山高校('07)~セレッソ大阪('10~'12)
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