宮崎キャンプ10日目。

2月8日に始まった宮﨑キャンプは、いよいよ明日が最終日。
今日は練習試合を2試合行い、キャンプの総仕上げといえる1日になりました。

1試合目は、セレッソの練習グラウンドである宮崎市国際海浜エントランスプラザで、12:00キックオフ。対戦相手は、全日本大学選抜でした。試合結果はこちら
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試合開始から、相手の早い出足とパスワークに押される時間帯が続き、なかなかボールを持つことができない苦しい展開。ピンチを迎えながらも、GKの好セーブなどでしのぎ、0-0で前半を終えました。
しかし、後半に入った57分、61分に連続して失点、74分にもゴールを許して0-3の敗戦。
「相手はモチベーションが高く、勢いがあった。僕たちも開幕が近いのだから、もっとやらないといけなかった」と話したのは、FWとして90分間出場した澤上竜二選手。
大熊清監督は、「9日間で4試合してきたなかで、バテたというのもあるし、足りないところもたくさん出て修正点もたくさんあったと思う。負けは負けだけれど、選手の見極めを含めてはっきりしたこともあり、得たものは大きかった」と、語りました。

2試合目は、15:30キックオフで、同じシーガイアのなかでもアウェイにあたるシーガイア・スクエア1で、サンフレッチェ広島と対戦しました。相手は若手選手が中心でした。試合結果はこちら
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前半の立ち上がりは、どちらかといえばセレッソが攻勢に出て、前線からボールを追う積極的なプレーが続き、7分には早速チャンスが訪れました。杉本健勇選手のシュートをリカルド サントス選手がプッシュ、それが相手のオウンゴールを誘発してセレッソが先制。
しかし、その後はなかなか追加点を奪えず、相手にチャンスを作られる場面が続きました。相手の決定的なシュートがポストに当たったり、後半から出場したキム ジンヒョン選手のファインセーブなどでなんとか無失点で切り抜け、1-0で試合を終えました。

今季初めての練習試合出場となったキム ジンヒョン選手。45分間のみのプレーながら、無失点で復帰戦を終えました。

茂庭照幸選手の声は、90分間よく聞こえていました。

キャンプ最後の練習試合でゲームキャプテンを務めたのは、柿谷曜一朗選手。
「最終的に勝って終われたし、いいキャンプだったかなと思います。キャンプでは、短い期間で試合をして体を痛めてきたので、休むところはしっかり休んで、最高の準備して開幕を迎えたいです。
広島との試合は、ある程度展開は予想できたけど、どんな試合展開でも、最後に多く点を取っているチームが勝つということになる。ポゼッションとか攻撃の質というものは、まだまだ広島のほうが上回っていたと思うので、そこは素直に受け止めて、広島の良さというのは真似するというか、それができるメンバーがうちには揃っている。ここからは、とにかくコンディションをしっかり整えていき、開幕を迎えたいです」と、キャンプを総括していました。