日本プロサッカー選手会「J100年基金」およびロアッソ熊本所属の巻誠一郎選手らの多大なるご協力により、セレッソ大阪選手会が熊本県内でチャリティー活動を行いましたので、ご報告いたします。

2016明治安田生命J2リーグ第21節(7月3日・日)のうまかな・よかなスタジアム(ロアッソ熊本戦)で、試合前にロアッソ熊本の選手たちと一緒に募金活動を行いました。
セレッソ大阪、ロアッソ熊本の両サポーターの皆様にご協力いただきました。ありがとうございました。
活動報告(熊本公式サイト)

翌日、午前中に益城町の保育園を訪れました。晴天の中、選手たちは多くの子どもたちと一緒にボールを蹴って遊びました。子どもたちのたくさんの笑顔で、選手たちもパワーをもらったようです。


熊本県出身の藤本康太選手が「僕も熊本出身です。少しでも皆さんに笑顔とパワーを届けられるよう頑張ります」と挨拶をして、最後にみんなで集合写真を撮りました。


午後からは、同じ益城町内にある小学校を訪問しました。校長先生からは「給食センターが地震で倒壊してしまい、年内の給食はたぶんお弁当です」との説明があり、選手たちは配られたお弁当と牛乳を持って各教室へ。子どもたちと一緒に給食のお弁当を食べました。


昼休みは、選手たちのアイデアでクラス対抗のサッカーをしたり、鬼ごっこをしたり、子どもたちと一緒に過ごしました。




最後に、今回の熊本地震で甚大な被害があった地区の避難所である「益城町総合運動公園」を訪問し、避難所で暮らしている方々にお話を伺いました。
選手たちも、今回の訪問を通して地震の被害を肌で感じ、少しでも復興のお役に立てるよう、自分たちに何ができるのかを考える時間を過ごし、熊本を後にしました。


北野貴之選手(セレッソ大阪選手会長)コメント
「セレッソ大阪の力で熊本の皆さんに元気と勇気を与えたいということをテーマに、皆で話してきました。その中で現地のロアッソ熊本の選手と協力して、小学校訪問と保育園訪問が実現しました。地域の元気と勇気は子どもたちの笑顔から生まれると思っています。少しでもそのお手伝いができないかなと考えました。
 訪問すると、現地のスタッフの方々から『久しぶりに子どもたちのこんな笑顔を見ることができてうれしいです』と言葉をいただけたことが、とてもうれしかったです。私たち自身も子どもたちから元気と勇気をもらえました。最初は戸惑うことも多かったですが、実現できて本当に良かったと思っています。社長、監督、協力してくれたスタッフのおかげで、今回このようなことが実施できたことに心から感謝しております」
今回の活動に協力していただいた巻誠一郎選手(ロアッソ熊本/左)と北野貴之選手会長