大阪市が取り組んでいる「子どもの体力向上推進事業」の一環である「体力向上モデル校講習会(地域連携)」が11月6日(月)、8日(水)に田島小学校(生野区)で実施され、勝矢寿延スクールコーチが講師として参加しました。
晴天に恵まれ、運動場一面を使って実施することができました。

初めて使う道具に興味津々の生徒のみなさん。
まずは、勝矢コーチのお手本を見てから実践に移りますが、見ているのとは異なり実際にやってみると難しい動きもありました。
しかし、「トライすることが大事。失敗してもいいから、ゆっくりでいいから、一つひとつの動きをしっかりやろう」と勝矢コーチの言葉で、チャレンジを繰り返しました。
 
 
低学年での指導では、より理解しやすくするために道具を代えることもあります。
ミニハードルを2色のマーカーに代えて、オレンジは前へ、緑は横へジャンプと説明すると、より実践しやすくなりました。
 
 
学年があがると、同じメニューでも新たに「しっかりと頭を上げて、前を向く」という課題が加えられます。
一つのことができるとプラスの動きを加え、それをクリアすることで生徒の皆さんの達成感がさらに増しました。
 
 
一番人気メニューだったのがサッカーでした。
初めてボールを蹴るという方も多く、とまどいも見られましたが、ドリブルをしてシュートを打つのがともて楽しそうで、どんどんスピードがアップしていきました。
 
 
体力向上プログラムでは、運動能力をいかに高めるかをテーマに実施されていますが、さらにコーチたちは身体を動かす楽しさを伝えることを心がけています。
「できない」が「できる」ことで、嫌いなことを好きになることは可能で、よりスポーツへ興味をもって取り組んでもらえることに意味があると考えます。
 
 
 
 
授業の後は、みなさんと一緒に給食をいただきました。
話題は尽きず、あっというまに昼休みが終わりました!