これは、「すべての人々の健康とスポーツへの参加を願い、年齢を重ねても誰もがいきいきと楽しい毎日を送れるよう『する運動』&『観る運動』を推進する」セレッソ大阪が、65歳以上の方を対象に、大阪市とともに、体を動かすことの大切さを実感いただくべく行ったウォーキングイベントだ。
開催当日は運動には最適な好天のなか、73人が参加。最初にヤンマースタジアム長居で、一般社団法人日本ウォーキング協会専門講師の畑中一一氏(認定NPO法人大阪府高齢者大学校)から、ウォーキングや健康に関するレクチャーがあり、歩くことの重要性を十分に理解。そして、準備運動を入念に行った後、5グループに分かれて、ウォーキングをスタート。長居公園内の長距離走路、約3kmのコースを、途中で休憩もとりつつ、ゆっくり、かつ、しっかりと、約1時間、それぞれのペースで歩を進めていき、爽快な汗を流した。ウォーキングの最後は、試合前のヤンマースタジアム長居に入り、締めくくりにホーム側ゴール裏において、参加者全員で記念撮影を行った。
さらに、その後には、参加者とともにウォーキングにも加わった、元サッカー日本代表で現在はセレッソ大阪サッカースクールでコーチを務める勝矢寿延氏によるJリーグの楽しみ方、鹿島戦観戦の見どころを伝える「勝矢コーチのサッカーの見どころ教えます!」を実施。勝矢コーチの楽しい話に大いに盛り上がった。
お楽しみ抽選会では、選手の寄せ書き入りユニフォームの当選ナンバーが8番の方に引き当てられるという偶然も発生。最後、当日の試合は、セレッソが押しこみながら鹿島の堅守に泣き、悔しい惜敗となったものの、サッカー観戦を含めて、参加者はさわやかな秋の日に、記念に残るひとときを過ごしていた。
これからもセレッソ大阪は、すべての人々の健康とスポーツへの参加を願い、「アクティブエイジング(活発な高齢化)社会」づくりを応援していく。