7月12日(日)2015明治安田生命J2リーグ第23節
セレッソ大阪 3-1 コンサドーレ札幌 (19:04/金鳥スタ/9,602人)
試合写真・コメントなど 
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●バルバリッチ監督(札幌)
「リーグ戦を戦っていくなかで、こういった自分たちの出来の悪い試合も必ずあると思っています。私たちがやりたかったこと、やろうとしていたことというのがうまくいかない試合だったように思います。なので、この敗戦は受け止めなければいけません。相手がよかったというよりも、今日は私たち自身で崩れてしまったと感じています。運動量に関しても、普段の試合よりも非常に少なかったと感じています。ただ、連戦で疲労がたまっているなかで試合をこなしたこと、気温が高い中で試合をこなしたことも、運動量が少し少なかった、動きが鈍かったというところに関わってくると思いますが、しっかりとリカバリーをして、次の試合で自分たちの持っているものをやっていきたいし、しっかりとそれを出していくことに専念したいと思っています」

Q:2試合連続3失点になったが、前回の運動量が落ちての3失点とはちょっと違う崩され方だったように思われます。今日の3失点はどのように分析していますか?
「最初にも言ったように、ウチに本来あるべきインテンシティがなかったということ。運動量も含めて、プレーの精度が足りなかったように思います。身体のキレ、動きというのも、普段と比べて重かったですし、1点目に関しても自分たちのミスで相手にプレゼントしてしまったゴールだったなと思います。相手を楽にするようなプレーを、今日は非常に多くゲームのなかでやってしまったので、その部分はしっかりと改善して次の試合に臨むということ、それ以外にないです。今日は単純にウチのやろうとしていたことがうまくできなかった試合だと思います。
 セレッソには、素直におめでとうと伝えたい。ただ、最初にも言ったように、彼らが非常に出来が良かったかというと、そうではないと思います。私たちのポジショニングのミスであったり、判断ミスだったり、技術的なミスだったり、スライドもカバーも遅れてしまったこと、そういうところが試合のなかで多々あったので、私たちがこの敗戦を招いてしまったと。自分たち自身に原因があると思っています。大事なのは、先に言ったように、そういったところをしっかり修正して次の試合に臨んでいくことだと思います」

Q:前節は足が止まって逆転されてしまったが、それを踏まえて、今日の試合においてペース配分のところを選手に何か伝えたりしたか?
「そこは前回の試合を踏まえて、より効率的にプレーをするということ。疲れたときにどうしなければいけないかというところですが、まずは自分たち自身のミスをなくすこと。ポジショニングをしっかり取るということ。そこがまず、私の言う効率的なプレーにつながってくるというふうな話を選手たちにはしました。前回の試合でも疲れてきた時間帯にミスが多くなって、相手にショートカウンターを食らってウチが相手に走らされる場面が非常に多くなってしまっていたので、余計に疲弊させられたと思っています。そういったところで、守備の時、押し込まれるなら、コンパクトに後ろに引いて足を回復させて、ボールを奪ったら出て行くということ。そして、イージーなミスをなくすということ。その部分に関しては、今週のトレーニングのところでも私が選手に対して話した部分です、疲れたときにより効率的なプレーをするということでは。今日に関していえば、最初に言った通りですが、やろうとしてきたことが攻守においてできなかった。その原因ははっきりしています。まずは身体をしっかりリカバリーして、次の試合に向かうだけです」

試合後のパウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)記者会見コメント 
試合後の札幌選手コメント