7月22日(水)2015明治安田生命J2リーグ第25節
セレッソ大阪 2-1 ファジアーノ岡山 (19:04/金鳥スタ/8,047人)
試合写真・コメントなど 
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●長澤徹監督(岡山)
「ここ3戦は昨季J1にいたチームとの対戦が続いた(大宮、徳島、セレッソ)のですが、勝点をあげることができず、非常に残念であり悔しい思いがあります。サポーターも、セレッソに負けないくらいの声援と人数も多く来ていただき、何とか毎回、その意気を伝えようと選手も頑張っているのですが、結果に結びつけられない部分は私もしっかりとやっていかねばなと自省しています。
ただ、ゲームに関しては立ち上がりからすばらしい入りをしまして、論理的に意図的に崩したゴールから入ったのですが、その後ちょっとしたアクシデントから相手の2トップにボールをプレゼントするような形になってしまいました。セレッソは、それを外してゲームを難しくするようにはしないチーム。その辺はさすがだと思いつつ、我々も組織的に何かがひずんだとかではなくちょっと足が動ききらなかったり、手を抜いたとかではなくちょっと気負いがあったとかで身体を硬くした部分もあって、ゲームの入り方も含めて、そこは送り出す側の部分なので。選手はしっかりとやっていると思います。
そのあと一進一退のなか、セレッソの走力を活かしたカウンターをかわしながら、ゲームを後半に持ち込んで、岡本など選手を入れていって厚みを付けながら、どうやってゴールを割るかというのがテーマだったのですが。シュートシーンとか入っていけるシーンはあったのですが、一歩及ばずというところでした。1-2 になってからしっかりゲームを落ち着けて、後半にゲームを引っ張り込んで、次の1点が勝負という点では、選手はゲームプランどおりに進めてくれたのですが、一歩及ばずというところ。またしっかり鍛え直していきたいと思います。
ただ、このゲームに関しては、今の自分たちの最善はしっかりと表現できています。ちょっとした個人のひずみとかはあるのですが、そこはここまで勝点を稼いできた選手たちのことですから、しっかりとコンディションを整えていけばきちっとネジは締まってくると思う。ここから3日間、次の栃木戦に向けて、今やっている部分をしっかりと形として勝利にして終われるように、しっかりと準備していきたい」 

Q:今日は15試合ぶりに久保裕一選手を1トップに、先発からでは初めて矢島選手をボランチに、それぞれ起用しましたが、そのあたりの狙いと今日の試合での評価は?
「連戦だったので、チーム全体を、前の試合の流れをうまくとりたいなと思って、そういう中盤の構成を選びました。それもあって流れのなかで点を取れたという部分もありますし、攻守のバランスはよくとれていると思います。それと同時に、シーズン当初からケガをしていた久保が、(FWが)手薄な状態のなか、練習試合を重ねてやっと試合に入ってきた。前線でのエネルギーを持ち合わせている選手ですし、その選手のパワーも一緒に引き入れて、エネルギッシュにゲームを進めたいなと思いました。それに関しては、しっかりとやれたと思っています。先の細かい部分のところは、しっかりネジを締めていきたい」」

試合後のパウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)記者会見コメント
試合後の岡山選手コメント