7月26日（日）2015明治安田生命J2リーグ第26節
ジュビロ磐田 0－1 セレッソ大阪　（18:04/ヤマハ/12,868人）
試合写真・コメントなど 
----------

●名波浩監督（磐田）
「立ち上がりの失点が最終的には重くのしかかった。パブロ選手のシュートがポストに当たるまでは、自分たちから守備のアクションを起こせずにいたので、その時間が非常に苦しかったと思います。
守備に関しては、あとはほぼ問題なくやれたと思います。少し対応が遅れて1対2になった場面も、とくに櫻内のサイドですが（そこで）非常にすばらしい守備をしてくれていて、破綻はなかったと思います。
攻撃に関しては、ここを通さないといけないという、仕掛けの前のパスのミス、選手のコントロールミスなどがありました。相手がはめ込んで取りに来ているわけでは決してない中間のエリアでミスが続いてしまい、スピードアップができなかったことが、サイド攻撃しかなくなってしまった原因ではないかと思います。ただ、相手にとってわかりやすいそのサイド攻撃が効果的ではありました。ジェイを中心にフィニッシュまでの回数が多かったので、次につながると思います。2試合連続で完封されたことは、一番の問題だと思うので、今後改善していかないといけないと思います」

Ｑ：攻撃の問題は、具体的にどういうところですか？
「一番は、先ほど言ったように、ここを通さないといけないというところでのミスです。ラストパスではなく、崩しの前の段階なんですけど、そこでのイージーミスが多かった。改善できることだと思うので、やっていきたい」

Ｑ：ジュビロの左サイドの相手とのマッチアップについては？
「左サイドについては、そこまで引っ張り合うこともなく、お互い自重していたと思うし、関口選手が背後に出る回数とアダイウトンが背後に出る回数は、そんなに変わらなかったのではないでしょうか？我々が狙ってたのは丸橋の背後で、太田がカットインして櫻内へというパターンは何回かありましたが、いかんせんボールが出てこなかった。そこは狙いがうまく実を結ばなかったと思います」

Ｑ：シュート数は多かったが、入りませんでした。改めて、崩しのものたりなさなのか、精度の問題なのか？
「シュート数23本というのはすばらしい数字ですが、前半は枠内が少なかった。ハーフタイムに指摘して、選手は改善してくれたと思います。（前節の）岐阜戦よりは明るいものがみえました。
質問とは関係ありませんが、選手たちに『（順位的に）尻に火がついた状態のほうが、やれるのではないか』と言いました。崩しの部分、フィニッシュの部分にはこれからも期待をしたいと思うし、メンタリティーも含めて、切り替えた状態で来週からまたトレーニングを始めたいと思います」

◆試合後のパウロ・アウトゥオリ監督（セレッソ）記者会見コメント
◆試合後の磐田選手コメント