10月18日(日)2015明治安田生命J2リーグ第37節
ザスパクサツ群馬 2-0 セレッソ大阪 (15:04/正田スタ/6,916人)
試合写真・コメントなど
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●パウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)
「負けて非常に悔しい思いをしているが、ただ、先週(北九州戦 )は勝ったにも関わらず内容が非常に乏しかった。それに比べれば、今日は負けたけれど、選手たちのパフォーマンスにはある程度の手応えを感じている。もちろん、結果を出せなかったことに関しては悔しい気持ちでいっぱい。しかしながら、前半はいい形で試合を支配して、チャンスも数多く作った。ただし、これは前半だけではないが、チャンスをしっかり決めるという決定力が最後までなかった。相手は少ないチャンスをしっかり決めた。その決定力の差が結果につながってしまった。非常に残念。また、試合の結果と同じぐらい残念なのは、秋山大地のケガ。ケガで途中交代をせざるを得なくなったが、それまでの彼のパフォーマンスは非常に良かった。ケガをしてしまったのは非常に残念」

Q:今日の結果で、自動昇格の可能性がかなり厳しくなったが?
「おっしゃった通り、2位との勝点差が開いて、自動昇格というところでは厳しい状況になった。これは事実だと思う。しかしながら、我々は最後まで絶対にあきらめず、信じて、自動昇格が可能であることを示したいと思う。もちろん、我々が全て勝っても、上が取りこぼさないといけないということはあるが、サッカーは何があるかわからない。それがこのスポーツのおもしろさ。さらに、いつも言うが、最後の順位が何より大事。残り試合も、自動昇格をあきらめずに戦いたい」

Q:「決定力の差」という話があったが、具体的にどういう問題があったのか?
「前半、山口蛍のシュートがポストに当たったシーンも含めて、不運な部分もいくつかあった。ただしその中で、前半にこれは決めなければいけないという決定的な場面も何度かあった。後半開始早々に失点したことで、後半は作れていたチャンスで最後の精度が欠けてしまった。焦りにより、慌ててしまった部分があったかと思う。形の上では、ある程度、目指すところの攻撃はできていたが、最後、冷静に流し込むところが課題となった。
先ほども言ったが、前半は何度もいい形ができていた。試合を支配できていた。これに大きく関わった理由として、山口蛍、秋山大地、パブロが何度もペナルティーエリアに飛び込んでいく勢いを見せた。強い気持ちと強度の高い動きを何度も出した。これが、前半に攻撃が非常に良かった理由。これまでずっと求めていたものでありながら、なかなかこれまでの試合では出せなかったが、かなり久しぶりに攻撃であれだけペナルティーエリアに飛び込んでいく姿が出せた。ただ、先ほども言ったが、後半開始早々の思いがけない形での失点により、焦りにつながって、後半は精度に欠けてしまったと思う」

試合後のセレッソ選手コメント 
試合後の服部浩紀監督(群馬)記者会見コメント