11月14日(土)2015明治安田生命J2リーグ第41節
V・ファーレン長崎 2-0 セレッソ大阪 (18:05/長崎県立/8,339人)
試合写真・コメントなど
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●高木琢也監督(長崎)
「ホームゲーム最終戦、リーグ戦が残り2試合という状況で、選手は100%の力を出してプレーしてくれたと思います。正直にいうと、何とか1-0で…と思っていたので、2得点できるとは思っていませんでした。しかし、本当に重要だったのは2-0になったあとだと思います。攻められるシーンもあったんですが、選手たちがしっかりとボールに行く守備をすることができて、大きな傷を負うようなシーンはなかったと思います。
 扇原や山口といった主力がいないということで、セレッソがどんなメンバーで来るかわからない部分があったんですが、我々に合わせて3バックで来た。3バックで戦っている我々にとって、それはやりやすい形で、セレッソがその後にフォーメーションを変えてきても、落ち着いて対処できたと思います。選手たちは、今日は勝利の余韻に浸って、喜んで…また週明けから次のリーグ最終戦へ向けて切り替えてトレーニングしてほしいと思います」

Q:プレッシャーが大きい中でのゲームでしたが、メンタル、フィジカル的に気をつけたのは?どんなアプローチをしましたか?
「この状況で、下を向くような選手は我々のチームにはいないし、それが我々の良い部分でもあると思います。チームスタッフがいろいろなケアをしてくれましたが、今週、僕が特に気をつけたのは、練習量の部分になります。セレッソ戦に必要なトレーニングを行った上で、データを見て、トレーニングの量をコントロールして、良いコンディションでゲームを迎えられることを心がけました」

Q:後半に、神崎大輔・前田悠佑を投入して5-4-1にしたが、守備を意識したのでしょうか?
「我々のシステムはワイドやシャドーの選手は特にハードなんですが、今日はゲームの中に間を空けたくないと思っていました。なので、シャドーの梶川(諒太)と佐藤(洸一)には頑張れるだけ頑張ってもらって、神崎と前田を交代で入れました。時間帯を考えて役割を遂行してくれて、非常に良いバトンタッチができたと思います」

Q:先制点を決めた佐藤選手についての評価を聞かせてください。
「予測不可能(笑)。今日は試合の入りとか見ていると、いつもと違うなと感じるものはありました。次も期待します(笑)」

Q:ハーフタイムの時、他チームの結果を選手に伝えたりしましたか?
「我々の試合が始まる前の時点で終了していた愛媛やヴェルディの結果は知っていましたが、僕個人はジェフの結果は知りませんでした。もし、それを知って選手が良いプレーをしてくれるのであれば、どんどん教えていきたいと思います(笑)」

Q:後半立ち上がりに攻撃のペースが上がりましたが、それがゲームプランだったのでしょうか?
「おっしゃるとおりです。セレッソはブロックを作った守備をなかなか崩せていないゲームが多かったので、守備から入りました。そのなかで、我々のフィジカルやゲームの流れ、セレッソが後半に失点することが多いことを考えて、後半に勝負というのできるかなと思いました」

試合後の長崎選手コメント 
試合後のパウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)記者会見コメント