6月12日(日)2016明治安田生命J2リーグ第18節
FC岐阜 0-1 セレッソ大阪 (13:05/長良川/8,087人)
試合写真・コメントなど
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●大熊清監督
「まず、サポーターの皆さんにスタジアムをピンクに染めていただいて、アウェイにも関わらずホームのような雰囲気で試合をやらせていただいて感謝している。そういう力もあって、最後まで耐えることができて、勝利を手繰り寄せることができたと思っている。
 今日は、あとから出た選手が自分の仕事を全うしてくれた。追加点を狙える状況も作ってくれた。いい守備から、遅攻、速攻という場面も何回か作れた。もう少し精度を上げれば、というところもあるけど、澤上(竜二)もまだプロ1年目ということで、自分なりの頑張り、守備から攻撃という部分を出していたし、玉田(圭司)もベテランの味で落ち着かせてくれた。玉田が入ることによって、澤上も融合されて良くなった。藤本(康太)については、J3では試合に出たけど、J2では久しぶりの試合の中、守備をしながら確実につなぐという自分の役割を果たしてくれた。
 ただし、欲を言えば、0-1の状況からどうにか追加点が欲しかった。前半を含めて、後半も何度か決め切る場面があった。あそこで決めないと苦しむことは、ここ数試合、チームとして経験していること。決め切るところはチームとして追求しないといけないけど、ラストパスの精度も含め、個の集中力がないと最後は入らない。個の集中力も要求しながら、チームとしての回数もさらに増やしていきたい。
 守備に関しては、あとから入った選手も含めて、集中して粘り強く最後まで戦ってくれた。今後、スケジュールも(週1回のペースに)戻るので、守備を堅持しながら、しっかり調整して次の試合に臨みたい」 

Q:柿谷曜一朗選手が不在の影響について、監督はどうご覧になったか?
 「リーグ戦の3分の1が終わって、玉田の使い方も含めて、チームとして勝利を得るために違う視点を持ってやろうかなと思っていた中で、その中心として考えていた選手がいないこということは、影響力は非常に大きい。ただ、ここからチーム力というか、総合力が試される時。そういう意味では、彼が相手に与えていた威圧をグループとして分散して、しっかりやっていくことが重要かなと思う。個を見ると、間延びした状況での裏への飛び出しなど、今日の後半のような展開でも、彼がいれば、と思う場面もあったが、今いる選手で戦って、今ケガしている何人かの選手をいい状態で戻せるようにしたい」

Q:山村和也選手の交代理由について
「試合中にボールがぶつかって、『少し前が見づらい』状態になった。慣れてきたら大丈夫だけど、疲れとともに、そういう状態になった。自分からバツ印(を出した)ということではないけど、藤本も非常に守りが効いているし、守備を固めながら確実につなぐということで、交代をした。(山村のケガの状態は)大丈夫だと思う」

試合後のセレッソ選手コメント(1)
試合後のセレッソ選手コメント(2)
試合後のラモス瑠偉監督(岐阜)記者会見コメント