8月11日(木・祝)2016明治安田生命J2リーグ第28節
レノファ山口FC 0-2 セレッソ大阪 (19:04/維新公園/14,532人)
試合写真・コメントなど
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●関口訓充選手
「相手にボールを持たれる時間があったとしてもゴールを割らせないことが大事だったし、取った後のカウンターもハマっていた。カウンターがあることで、相手に脅威を与えていたと思います。得点以外にも、タマさん(玉田圭司)のチャンスなど、いい形を作れていた。あとは、カウンターの数を増やして質を上げていきたいのと、自分たちの時間をもう少し長くできればもっと良かったけど、今日に関しては、ある程度、相手に持たれても割り切った試合ができました。
(Q:関口選手の得点を、サポーターも待っていたと思います)
まずは勝つことが大前提のなかでプレーしていたけど、今日に関しては、シャドーという得点を取れるポジションで出たので、得点に絡みたいなと思っていました。なので、得点という形で貢献できたことは良かったです。でもまだホームで取れていないので、今度はホームでも取りたいと思います」

●山口蛍選手
「ホームで(山口と)対戦した試合は自分は出ていなかったけど、ワンタッチでパスをつながれて、それを取りに行ってまたワンタッチではがされて、というシーンもあった。そこについては、自分としてもチームとしても警戒して、今日は試合に入りました。あとは、ここ数試合、最後で体を投げ出すことなど、集中力を欠いてできていなかった時間帯もあったので、今日はそれを90分出せたことが良かったと思います。無失点で終われたことは価値があることなので、次につながると思います。
(Q:山口選手の2点目が試合を決めたと思うが?)
ほかにもカウンターでチャンスは作れていたし、自分のゴールに関しては、最後まで全員で耐え抜いたオマケみたいなものだと思っています。ああいう形を増やしていくことが大事だし、チームが勝っていくにつれて、そういうプレーも自然と出てくると思います。
(Q:前節の試合後はサポーターの居残りなどもあったなかで、今日の勝利はチームが前を向くきっかけになると思うが?)
そうですね。でも、まだ1試合勝っただけなので。次の松本戦に勝ってこそ、意味のある勝利になると思います。それだけサポーターが思いを持って戦っているということは選手も理解しないといけないし、今日勝てたことは、サポーターの気持ちに少しは応えられたのかなと思います。これからも続けていかないといけないし、次も中2日で厳しい試合になると思いますけど、しっかり戦いたいと思います」

●キム ジンヒョン選手
「今日は選手全員がやることをしっかりやったと思います。少し引いた部分はあったけど、みんなが集中していたし、相手にシュートを打たれても最後まで体を投げ出したり、そういうプレーができていました。そういうプレーを後ろで見ていると、自分もしっかり止めないといけないという気持ちがより増します。相手は回してくるサッカーをしてくることはスカウティングでもわかっていたし、今日は中をしっかり固めよう、というサッカーでした。失点が続いていたなかで、そういうサッカーになったと思うけど、今日は守備陣だけではなく、前線の選手も、交代で入ってきた選手も、しっかり出し切って戦えたと思います。今日、無失点で勝てたことはうれしいけど、自分たちはまだ余裕はありません。ここ4試合勝てていなかったので、それを取り戻すためには、もっともっと勝たないといけません」

●田中裕介選手
「最近は勝てていなくて、失点が多かったなかで、最後のところの球際が行けていなかったり、サイドでの守備の役割がハッキリしていないこともあった。今日は多少構える形にはなりましたけど、うまくハマりました。やられた時もありましたけど、最後は(キム)ジンヒョンを中心に守れたと思います。今日はクニ(関口訓充)と(山口)蛍が取ってくれましたけど、時間帯、時間帯で点が取れたことも大きかったですね。あとは、キツイなかでもみんなしっかり走れたことが勝ちにつながったのかなと思います」

●茂庭照幸選手
「ある程度狙い通りというか、最近は失点が多かったこともあって、少し重心を下げつつ、ある程度相手を引き込んだなかで、今日はカウンターがうまく決まった。カウンターだけでは勝てないけど、カウンターもないと勝てない。相手のバイタルの攻略の仕方はJ2でも屈指なので、どうにか相手のいいようにはやらせないようにする、と。取った後、イレギュラーですぐ取り返されるなど危ない場面もありましたけど、最後までしっかり体を寄せることで、それによって(キム)ジンヒョンも止められた部分もあると思います。最低限、それを続けていかないと、こういうゲームは勝てない。カウンターでビッグチャンスも何度かあったし、自分たちには前にパワーとスピードがある選手はたくさんいるので。今日はうまくハマりましたけど、それをもっと磨き上げていければいいと思います。ウチは、ボールは持てるけどカウンターが極端に少なかったり、守から攻への迫力が足りないこともあった。勝てない時は、守から攻への切り替えが遅かったので、今日はカウンターからチャンスも作れて、そういう意味では少し成長したなと、やっていて感じました」

●玉田圭司選手
「前回の山口との対戦で相手がこうやって回してくることはわかっていたけど、(今日は)もう少し前でハマるかなと思った。でも、プレーしながら、あまりうまくハマらないことがわかって、守備をある程度落とすことにはなったけど、球際への寄せや最後でシュートをさせないとか、気持ちの入ったプレーが多かったことは評価すべきだと思います。ここ4試合勝っていないということ、相手がしっかりパスを回すチームだということ、そういうこともあって、今日はこういうサッカーになるなと思ったし、そのなかで勝ちに持って行こうと思ってプレーしていました。カウンターで点が取れればと思っていて、先制点をいい時間帯に取れたことも大きかったと思います。
(Q:後半に迎えたGKとの1対1について)
決めたかったですね。次の試合も頑張ります」

●藤本康太選手
「今日はスタジアムも満員で、会場全体に前の讃岐戦(第25節)みたいな雰囲気もあったので、勝つためにある程度割り切って戦いました。戦い方としては『どうかな?』と思われる部分もあったかもしれないけど、ここ4試合勝てていなかったので、まず1つ、勝ちにこだわって、勝てたことは良かったと思います。相手にペナルティーエリアの中に入られて、枠を外してくれたシュートもありましたけど、最後まで体を寄せていたりしていたので、完璧に崩されて打たれたシュートは少なかったと思います。欲を言えばもっと厳しくやれたら良かったけど、連戦と暑さと今日のスタジアムの雰囲気の中で、失点ゼロで終われたことは良かったと思います」

試合後の大熊清監督(セレッソ)記者会見コメント
試合後の山口選手コメント