4月8日(土)2017明治安田生命J1リーグ第6節
鹿島アントラーズ 0-1 セレッソ大阪 (15:03/カシマ/21,078人)
試合写真・コメントなど
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●山村和也選手
「(Q:得点場面を振り返ってください)
『ニアを突こう』ということは話していたので、クニさん(関口訓充)がボールを運んでくれて、いいボールを上げてくれたので、それを決めることができて良かったです。
(Q:植田選手のマークを外した形になりましたが、かつて一緒にやっていた中で、狙っていた?)
植田がというよりは、僕がCBの時にやられて嫌だったことができればいいかなと思っていたので、それができて良かったと思います。
(Q:率直に、敵としてカシマスタジアムでプレーした気持ちはいかがでしたか?)
試合前も言いましたけど、ここに戻ってくることを目標にして頑張っていたので、それを実現できて良かったなという気持ちと、しっかりセレッソが勝つことができて良かったなと思います。
(Q:先ほどのテレビインタビューでは、「複雑な気持ちもあった」と話していましたが?)
そうですね。思い入れもある分、複雑な気持ちもありましたけど、こうやって結果で成長した姿を見せることができたことは良かったと思います。
(Q:今日は得点場面以外にも、積極的にシュートを狙っていましたね)
そうですね。前に入ったからにはシュートも決めないといけないし、後ろはいつも頑張ってくれているので、その分、結果で、得点という形で応えたいと思っています。
(Q:試合後に、鹿島の選手から何か言われたりしましたか?)
『決めるなよ』と笑いながら言われましたけど(笑)本当に、懐かしい気持ちと、これからまた頑張っていかないといけないなと思いました」

●関口訓充選手
「(Q:得点場面のアシストについて)
(山村)和也とは、『(自分が)抜き切らなかった時はニアで』ということは試合前から話していたので、タイミング的にも合いました。中を見た時に和也が1枚見えたので、狙い通りの得点になりました。ボールを取った位置は低めで、(杉本)健勇に当てて、落としたボールに自分が飛び出していったので、長い距離を走るとチャンスになるなとあらためて思いました。得点につながって良かったです。
(Q:内容全般としても、球際でしっかり戦えていたのでは?)
そうですね。前半は相手が前から来ていたので、苦しい立ち上がりになりましたけど、そこで失点ゼロに抑えることができたことが、後半にいい流れを持ってくることができた要因の一つだと思います。ただ、2点目、3点目と取れたらもう少し楽な展開にもなったと思います。今は守備でしっかり守れているので、どんな相手とやっても、互角に戦えるのかなと思います」

●柿谷曜一朗選手
「やるべきことを90分通してやった結果だと思います。確実に鹿島さんの方がチャンスは作っていたでしょうし、勝つに等しいサッカーをしていたとは思いますけど、それ以上に、僕らの方が、後ろは集中して守っていたと思う。ただ、追加点を取っていかないと、この先、厳しくなるということも分かった気がします。僕らにもチャンスがなかったわけではないので、そこは次の試合に生かしていかないといけないですけど、(鹿島の)アウェイで(山村)和也が点を決めて勝てたのが一番良かったんじゃないですか(笑)。
(Q:後半は、いいカウンターも決まっていたのでは?)
守ってから出て行くことはキャンプからずっとやっているので。最後の質はもっと上げないといけないですけど。今、このチームは和也と健勇が中心となって支えてくれています。僕らは後ろで構えているだけですが、あの2人がいないと、失点ゼロでは抑えることはできない。今日は和也が点を取ってヒーローかもしれないですけど、あの2人は同じくらいチームに貢献してくれています。やっている僕が一番思います」
(Q:だいぶ山村選手と周りのコンビネーションも成熟してきましたか?)
まだまだですよ。まだまだこの先、試合もありますし。元々、和也はサッカーセンスがある選手なので、どこのポジションでもできると思いますし。まぁ、本人が今、楽しく気持ちよくサッカーをやっているんじゃないですか(笑)。
(Q:アウェイの鹿島戦での勝利は大きいのでは?)
1試合勝っただけなので、あまり喜びを爆発させることはできないですけど。僕らはJ2から上がってきた立場なので、相手をリスペクトしながらやらないといけないですけど、し過ぎると、浦和戦のようになってしまう。『自分たちもやれる』という自信を90分間しっかり出し続ければ、こうやって結果も付いてくる。ただ、勘違いしてはいけないし、質を求めて、2点、3点と取って試合を決めることをやっていかないといけない。勝ち切ったことは喜んで、次につなげていきたいです」

●山口蛍選手
「相手はメンバーも代えてきましたけど、それでも鹿島に勝てたのは良かったと思います。
(Q:目指すサッカーがだいぶ形になりつつある?)
そうですね。なってきていると思います。
(Q:守備でのボールの取り所もよくなっている?)
明確になってきていますね。(山村)和也くんと(杉本)健勇、ファーストディフェンダーが前から限定しながら追いかけてくれるので、後ろも狙いやすいですし、そこでハマらなくても、俺とソウザ、後ろ4枚でブロックも作れているので、そう崩されることもない。完成度は上がってきたのかなと思います。
(Q:完敗した第2節の浦和戦からの成長を示す試合でもあったかと思いますが、今日の内容は自信になる?)
いや、まだそこまではいかないですね。次は(大阪)ダービーもありますし、そこが終わってからぐらいだと思います。この勢いが果たして本物なのかどうなのか。次のガンバ戦にかかってくると思うし、そこで負けてしまえば、連勝してきた意味も薄れてしまうので、次が試される一戦になるのは間違いないと思います」

●木本恭生選手
「(Q:鹿島相手に1-0で勝ち切った結果について)
ピンチもありましたけど、『無失点で抑えたい』という気持ちが、ポストだったり、助けてくれたと思います。終盤のやられそうな場面の後でも、ヨニッチ選手や(柿谷)曜一朗さんが声をかけてくれて、引き締まりました。
(Q:終盤は猛攻を受けましたが、これまでの相手より圧力はありました?
そうですね。外国籍選手にしても、勢いのある若手選手にしても、個人の能力や、一つひとつの駆け引きは、今までの相手より上だと感じました。
(Q:リーグ戦で3試合連続完封です。自信になりますか?)
自信にもなりますけど、チャンスも作られているので、まだまだ修正しないといけないと思います。
(Q:立ち上がりにいいシュートブロックもありました。あそこで落ち着けた部分もある?)
落ち着けたということはないですけど、ああいう場面で体を投げ出せるということは、自分自身、コンディションがいいのかなとは思います」

●キム ジンヒョン選手
「(Q:リーグ戦3試合連続での完封勝利になりましたが?)
今年、監督が代わって、守備の意識が高い監督ですし、11人全員でしっかり守備のポジションを取っていることが、3試合連続で完封できている要因だと思います。
(Q:終盤の時間帯については?)
きつかったですけど、みんなが『絶対、勝つ』という気持ちを持っていたので、きつい中でも最後まで体を張ったり、集中できたと思います。自分自身、『今日は絶対、無失点で終わろう』と思っていました。後ろから見ていて、あまりやられないな、という雰囲気も出ていたと思います」

試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント
試合後の石井正忠監督(鹿島)記者会見コメント
試合後の鹿島選手コメント