5月12日 (土)、J-GREEN堺でレディース (中学3年生) の選手を対象に、Jリーグ版よのなか科の3回目の授業が行われました。このプログラムは、JリーグがJクラブのジュニアユースの選手たち向けに2010年から始めたもので、選手たちは日本のサッカー界をとりまく環境やJクラブのビジネスの仕組み、サッカー界に関わる様々な職業などについて学びながら、自らの将来のキャリア形成への意識を高めていくことを目的としたもので、全5回の授業が行われます。


 




1時間目は、「Jリーグをとりまく職業について考える」
サッカーに関連する職業にはどのようなものがあるのか、といった点について学びました。
ファシリテーター (進行役) は、 株式会社リクルートエージェント 山内 貴雄さん。セレッソ大阪選手OBです!


 



 


まずは自分で考えて書き出し、横の人と会話、グループで会話、最後にはみんなで共有しました。


 



 


さすが、試合観戦でスタジアムに行っているので、たくさん書けましたね!(笑)


 



 


Jリーグをはじめとするサッカー産業には、多種多様な仕事が存在します。そして、それぞれの仕事が互いに結びつき、Jリーグが成り立っています。


 




プロサッカー選手以外の職業を知ることによって、自分がどれだけの人たちによって、支えられプレーできているのかを気づけたと思います。


 



 


2時間目は、職業と「意志」「役割」「能力」の関係性を考える
実際にJリーグに関わる職業のゲストから、その人が考える自分の職業の意志 (その職場でやりたいこと) 、役割 (その職業の果たす役割) 、能力 (その役割を担うために必要な能力) の関係を聞き出そう!という授業でした。


 



 


ゲストティーチャー (講師) として、大阪サッカークラブ株式会社 広報部の間宮さんが登場!
「この仕事のどういうところが楽しいですか?」「今までで一番効果があった伝え方は?」など質問も積極的に聞き、普段あまり聞くことのできない話に、真剣な眼差しで耳を傾けていましたね。


 



 


次回は最終回となっており、選手たちが自分の将来像について考える構成となっています。


このプログラムを通じて、選手たちは自分自身が意志を持ち、生活や仕事上の多様な役割や意義を知り、サッカー界への理解を深めながら、夢の実現に必要な能力を身につける方法について考え、また、競技者としてだけではなく、社会人としても成長していくことを期待されています。


 


 


(コーチ  末谷 由加理)