





まだ表情には余裕が見られますが…
このあと、3グループに分かれて時間差でスタート!!!
風のように選手が通過していきます!
距離が長いだけでなく、登り坂や下り坂のアップダウンもあり、平坦なコースより負荷が上がっています
普段のサッカーでは助け合っていても、ランニングの時は自分との闘い。
しんどい中で、どれだけ頑張れるか…
タイムの近い選手でグループを組んでいるので、抜きつ抜かれつつ走ることもプレッシャーとしてあります。
毎週ランニングがある曜日は、選手も心なしか気が重そうです。
当日どころか、前日、2・3日前から気が重い選手もいるようです。
私もサッカーを現役でしていたころは嫌というほどフィジカルトレーニングをしてきましたし、
ランニングは特に気が重かったので選手の気持ちは痛いほど分かります
少し自分の話になりますが…
現役のころ、怪我をしてリハビリ生活を送っていた時のことです。
当時、チームのトレーナーさんがリハビリメニューを組んでくださっていたのですが、ある日のランニングメニューが
「えっ???
」と言ってしまいそうになるくらいすごいメニューでした。
走っているときはとても辛かったです!!
サッカーをしているチームメイトを横目に、ランニング…ボールがけれない悔しさもありました。
でも、走り切ったときの達成感は今でも忘れられません。
それからもいろいろなランニングのメニューを重ね、怪我から復帰しましたが、
怪我をする前より体力がついていることを実感できました
それだけでなく、
「あれだけ大変なメニューをしてきたのだから、絶対に負けない!!」
という強い気持ちを持つこともできるようになりました
サッカーのトレーニングには楽しいことだけではなく、大変なこと、つらいこともたくさんあります。
でも、それを重ねて成長していくことによって体も心も強くなるし、
本当のサッカーの楽しさが分かると思います。
レディースの選手たちも、ランニングは気が重いでしょうが、
すべて自分の成長のため!という気持ちで臨んでほしいと思います
そして余談ですが、私が強い気持ちを持つきっかけとなったランニングメニューを
さらっといつも涼しい顔で言っていたトレーナーさんですが、
現在セレッソトップチームのトレーナーをされています!
不思議なご縁ですね
(セレッソレディースコーチ 山科 花恵)