セレッソ大阪ファンサイトオープンから今日で7日目。読者の皆様、ご協力いただいた皆様にはただただ感謝です。ありがとうございました。

 エイプリルフールの午前0時、「C's GOAL」として誕生したこのサイト。セレッソ大阪のファン、サポーターの皆さんをはじめ、Jリーグのファン、サポーターの皆さんにもっとも喜んでもらえるデザインにしたい! というのが一番の目的だった。私自身としても、「J's GOAL」へのささやかなオマージュを込めたつもり。ありがとう、「J's GOAL」!!

 オープンまであと数時間となった3月31日は、夕方まで編集部のスタッフと頻繁にメールのやりとりを続けていて、「すべて準備が整いました。では、0時にオープンしましたらご連絡します」との連絡をもらった後、ぷっつりと交信が途絶え…23時30分に来たメール。「今、フクアリに来ています。サイトオープン1時間前のスタジアム周辺の写真を掲載しました」。

 これぞ、「J's GOAL」魂、執念の取材力。「どこよりも熱く、どこよりも速く」の精神は、セレッソ大阪公式ファンサイトにしっかり受け継がれていた(ファンサイトは旧J's GOALの記者、スタッフさんたちに担当していただいている)。0時すぎ、「セレッソ大阪公式ファンサイト」がオープンした。たった1日だけの「C's GOAL」。そのロゴの愛らしいこと。やっぱりこのデザインでスタートしてよかった。0時30分ごろには、「遅くまでお疲れ様でした」とメールをかわして、この日の作業は終了した(つもりだった)。朝、起きてサイトをチェックすると、夜が明け始めたフクアリの写真がすでに掲載されていた。桜の花も写っている。素晴らしい…。「早くフクアリに行かねば」と思わされる写真は、そのあとも続々とアップされた。

 ジェフユナイテッド千葉との試合は、レビューにもあるように春の嵐に見舞われた。しかし、内容は見どころたっぷり。スーパーなゴールの応酬で、見るものを魅了した。凍えそうな天候だったが、スタジアムは熱かった。「ファンサイトのオープニングにふさわしいゲームだったな」と、うれしくなった。うれしかったといえば、試合前に大阪から10時間かけてきたという男性サポーターに声をかけてもらったこと。「ファンサイト開設、うれしいです。ああいうのを待っていました」。

 サイトのオープンに際し、お祝いのメッセージを送っていただいた皆さんにも感謝。鬼武健二さん、レヴィー・クルピさん、西澤明訓さん、乾貴士選手、香川真司選手、清武弘嗣選手、柿谷曜一朗選手、南野拓実選手、そしてトミーズ雅さん。さらに一平くんとJ's GOALスタジアムグルメ メダリストの皆さんからも。顔ぶれの豪華さに、「本物?」という声もいただいたが、皆さん本物です(笑)。ありがとうございました。

 4月2日午前10時、あらためて「まいど! セレッソ~マイセレ~」がスタートし、今日に至っている。チームはここまで負けなしの3勝3分けと、まずまずの滑り出し。セレッソ大阪堺レディースも、5日、初めて開幕戦に勝利するという幸先の良さだ。チームのポジティブな雰囲気を「マイセレ」にどんどん反映していって、さらに機運を高めたい。

文・横井素子


◆横井素子 プロフィール
奈良県奈良市生まれ。広告代理店勤務のあと、フリーランスの編集・ライターとしてセレッソ大阪の広報ツールの制作などに携わる。
1999~2000、2008~2011年はセレッソ大阪トップチーム広報担当、現在はセレッソ大阪堺レディース広報担当、セレッソ大阪公式ファンサイト編集責任者を務める。


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セレッソ大阪の全面協力を得て制作された、チーム創立20周年記念書籍。
香川真司、乾貴士、清武弘嗣、そして柿谷曜一朗。日本屈指のタレントがセレッソから続々と輩出されるのはなぜか。それぞれに独占インタビューを敢行し、セレッソ大阪のヒミツに迫る。
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