9月18日(水)第99回天皇杯 4回戦
サガン鳥栖 - セレッソ大阪 (19:00KICK OFF/駅スタ)
試合写真・コメントなど チケット
----------

 今季1回目の対決は、J1リーグ戦・第14節(6月1日/駅前不動産スタジアム)だった。ブルーノ メンデスに決勝点を決められて、アウェイのセレッソ大阪が勝利した。
 今季2回目の対決は、第22節(8月11日/ヤンマースタジアム長居)だった。終了間際に立て続けてサガン鳥栖が得点を奪い、アウェイで勝利した。
 どちらの試合もシュート数がほぼ同じで、どちらが勝ってもおかしくない試合であった。そんな両者が、天皇杯ラウンド16(4回戦)で対決。ベスト8をかけて今季3回目の対決をすることになった。

 しかし今回はウィークデーの開催で、リーグ戦で置かれている立場が違うだけに、双方がどのようなメンバーで戦うのかが読み切れない。セレッソはここからリーグ優勝やACL出場などを意識しながらの戦いであるのに対して、鳥栖は残留争いから少しでも遠ざかることを意識しないといけない16位。とはいえ、リーグ戦の次節はどちらも9月28日と間があるので、ベストな布陣を期待したい。

 鳥栖は、リーグ戦では現在残留争いまっただ中の16位に位置しているとはいえ、攻撃陣は好調である。ケガから小野裕二が戻ってきたこともあり、その迫力は増している。第22節でアディショナルタイムに決勝点を叩き込み、セレッソサポーターの記憶には鮮やかであろう豊田陽平も健在である。リーグ戦前節でもガンバ大阪に0-1で敗れたものの、金崎夢生と金森健志が幾度となく決定機を迎えていた。天皇杯ベスト8をかけたこの試合でも、攻撃は爆発するだろう。
 
 鳥栖としては、セレッソのサイドを使った攻撃には要注意。鳥栖のサイドが守備に回されることになると、自慢の攻撃陣が機能しなくなる上に、どこからでもゴールを狙うことができるセレッソ攻撃陣の餌食になる可能性もある。リーグ戦同様にサイドの攻防に注目したい一戦である。