8月8日(土)2015明治安田生命J2リーグ第28節
セレッソ大阪 vs ジェフユナイテッド千葉 (19:00KICK OFF/金鳥スタ)
試合写真・コメントなど チケット
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●パウロ・アウトゥオリ監督
Q:前回の千葉との対戦では4-4の引き分けだったが?
「惜しい試合だったが、本当にレベルの高い試合だった。前半が0-0だったことは覚えていらっしゃると思うが、両チームが結果を求めて戦い抜いた姿勢が、ああいう形になった。スピリットとしても、1点でも多く取りに行く姿勢や、1-0で満足せず2点目を取りに行く、同点であれば勝ちたい、負けているのであればひっくり返したい、そういう強い気持ちがお互いに出たから、ああいうレベルの高い試合になったと思う。そのなかで、両チームがお互いの持ち味を出したと思う」

Q:今回も、前回のような『スペクタクルな試合』を期待するのか?
「我々が勝利を収めれば、『スペクタクル』ということになる。いい試合になる要素は両チームとも持っていると思う。どちらも主人公、いわゆる『勝者』になるために戦うから『スペクタクル』と言える。お互い、どちらかが負けないサッカーをすると、見ていていいゲームにはならない。この間の千葉との対戦では、どちらも勝ちに行ったからいいゲームになったと思う」

Q:当時よりもセレッソの守備は安定しているのでは?
「千葉もそうだが、状況は当時とはまったく違う。あのとき、千葉は調子がよかった。我々は当時から大きく成長しているところもあるが、まだまだ修正の必要なところもある。大事なのは、チームがどんどん成長して、最終的にはJ1昇格を達成すること。(やるべきことを)迷わずに、シーズン終盤に戦えるサッカーをいま、築き上げている。だからこそ、1試合1試合が重要。勝利で自信がつく。負けたときには何を修正すべきかも大事で、次の試合でよりいい結果を出すためには振り返ることも必要。勝敗にかかわらず、常に精神的な強さを出しながら、積み重ねをチームのなかでしていくことが大事なことだ」

Q:キンチョウスタジアムでの雰囲気について
「一番雰囲気を左右するのは、チームのパフォーマンス。自信を持ってプレーしているか、サッカーを楽しんでいるか、動きのなかでダイナミックに飛び出したり勢いがあるのか。キンチョウスタジアムはサポーターと近いので、選手たちが肌でサポーターの声援を感じることができる。それは、雰囲気にも直接影響する大きな要素。そういう意味ではすごくいいスタジアムだ」

●丹野研太選手
「ともかく、1試合1試合で勝点3(勝利)を取ることが大事なのは明確になっているし、そのためにも失点ゼロで終われるようにという気持ちです」

Q:前回4-4だった千葉との再戦について
「千葉には個の能力が高い選手もいますし、ハードワークもしてきますし、僕自身も前回は4点取られたので、今回はしっかりとまずはゼロで抑えてということを意識してやりたい。チームとしてみんなが助け合いながら、誰が入っても勝てる試合ができるようにやっていきたい」

Q:キンチョウスタジアム5周年の試合だが、こけら落としのときの印象は?
「すごく臨場感のある試合で、川崎フロンターレの速攻と、モニさん(茂庭照幸)、(上本)大海さんとの激しいバトルなどがあったのも覚えています。当時からすごくいいスタジアムだなという印象があります。ここ何試合かキンチョウですごくいい試合ができていると思うし、ホームのアドバンテージもあり、それを活かして、どんな状況になっても対応できるような試合をしたいなと思います」 

●酒本憲幸選手
「キンチョウスタジアムは観客席も近いし、いろいろ激励してくれるような声も聞こえやすい。もちろん応援も選手のパワーになるので、一番好きなスタジアム」

Q:対面する千葉の左サイドについて
「千葉の特長、ストロングポイントなので、そこを消しながら、自分の特長を出せたら一番いいですが、一方で守備では失点が続いているので、しっかりゼロで、失点しないことを一番に考えてやっていきたい。そこから、セレッソも特長的な選手が前(攻撃)にいっぱいいるので、なんとかゴールできればというイメージがあります」

Q:草創期の1994-1996シーズンモデルをイメージさせるキンチョウスタジアム5周年記念ユニフォームについて
「先輩方が着ていたユニフォームなので、より負けられないです」

プレビュー:金鳥スタ5周年の日に迎えるビッグゲーム。初陣なるか?!エジミウソンの活躍にも期待!