8月23日(日)2015明治安田生命J2リーグ第30節
大分トリニータ - セレッソ大阪 (18:00KICK OFF/大銀ド)
試合写真・コメントなど チケット
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●パウロ・アウトゥオリ監督
Q:今週、試合に向けて取り組んだことは?
「戦術的なところの確認を行った。攻守において、今までやってきたことの精度をもう一つ高く持っていくトレーニングを行った。失点が減っており、守備での手応えは感じているが、得点が開幕当初に比べると減っていることも事実」

Q:今週の紅白戦では、いくつかのパターンの2トップを試していたが?
「選手にも話したが、『選手の入れ替えは、これからもある』と。その中で、『試合に出た時には自分を限界まで追い込んでほしい』と伝えた。(2トップの)組み合わせは、対戦相手によっても変わる。大分は、チームとして2ラインをコンパクトにして守る。そして、奪ってから速く攻めるという特長がはっきりしたチーム。それに合わせて、という選択も必要になる」

Q:最近の試合では、ホームでは勝ち切れる試合も増えてきたが、アウェイでは勝ち切れない試合も多い。この課題を克服していくためには?
「アウェイでの試合でいうと、磐田戦(第26節)に勝って、愛媛戦(第27節)で負けた。その差はメンタリティーの部分だと思う。磐田戦は本当に集中していた。本当に強いチームであれば、相手によらない集中力やリスペクトを持つことができる。相手によって集中力が変わるようではいけない。毎試合、技術、戦術、体力、すべてにおいて自分が持っている限界まで出すことが求められる」

Q:残り13試合で、本当の意味での強さをさらに高めていきたい?
「今、チームは自動昇格に向けて戦っているが、本当の意味での強さを持ったチームであれば、もう少し余裕のある位置にいることができた。とは言え、今のチームは攻守において積み上げている最中でもある。日々の練習からフィジカル的には成長しているし、守備の部分も良くなってきた。攻撃でのコンセプトをもっと定着させて、組み立てを含めてもっと良くしていけば、自ずと成績も上がり、順位にもつながっていく」

●染谷悠太選手
Q:大分の攻撃で警戒すべきは、カウンターとセットプレーになる?
「そうですね。その2つに加えて、(流通経済大学での同期である、西)弘則や為田(大貴)選手など、サイドでアクセントを加えることができる選手もいる。サイドの攻防もカギになる。サイドがアクセントになる分、縦の速さも生きてくる。弘則は大学時代も今と変わらないプレースタイルだった」

Q:大分の三平和司選手とは、2013シーズンに京都サンガF.C.で共にプレーしているが?
「三平は身体能力でやっている感じだけど、頭も使っているし、抜け目ないプレーヤー。でも、そこを怖がってしまうと、前で収まる分、縦に速くなるし、サイドの2人も生きてくる。ボールを奪ってからサイドを使うことと縦への速さを大分は狙ってくると思うので、チームとして意識して守りたい。前節、京都が大分に喫した失点は、最初のところでリスクマネジメントができていなかったのがきっかけだったと思うので、起点のところはしっかりケアしたい」

●丹野研太選手
Q:今節は古巣戦になるが、いつもと心境に変化はある?
「もちろんいろいろな思いはあるけど、相手どうこうよりも、勝つことだけを考えて目の前の試合に集中して戦いたい」

Q:今の大分をどう見ているか?
「大分はみんなで頑張れるチームだし、そういうハードワークするチームに対して、ウチはしっかりボールを動かしながら、試合を支配できればいいと思う。相手のペースに飲まれないようにしたい。大分の特長はカウンターとクロス、あとはセットプレー。なるべく自陣の深くまで入れさせないように守りたい。自陣の深い位置まで相手に入られると、大分の2トップには強さがある。そこはやらせないように意識したい。それでも入ってきたとしても、最後はしっかり止めたい」

プレビュー:リーグ戦のプチ中断前最後の一戦。自動昇格へ向けた足取りを力強いモノにするためにも、勝点3は譲れない 
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