9月20日(水)第97回天皇杯4回戦
セレッソ大阪 - 名古屋グランパス (19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
試合写真・コメントなど チケット
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●尹晶煥監督
「天皇杯は一発勝負なので、より気を付けながら試合を運ばないといけない面もあります。この試合のあと、中2日でリーグ戦(9/23・vs仙台・金鳥スタ)もあるので、今回はルヴァンカップに出ている選手たちを使おうと思っています。僕たちがやろうとすることを、徹底してやってくれている選手たちです。(リーグ戦に先発で出ている選手たちと比べて)質のところで劣っている面はありますが、いつも一体感のあるチームワークを発揮してくれているので、期待しています。もっとも、サッカーはどういう変化が起こるかわからないスポーツなので、全選手がいい準備をして試合に臨むことが大事です。控えに入る選手も含めて、いい準備をしてくれています。いい結果を持ち帰りたいと思います」

Q:名古屋の印象について
「名古屋の風間八宏監督のスタイルは、川崎(フロンターレ)の時と同じだと思います。パスサッカーを志していることは見て取れます。相手も(直近のリーグ戦から)中2日の試合になるので、どういうメンバーで来るかわかりませんが、J2のチームだからといって油断してはいけません」 


●田中裕介選手
Q:川崎フロンターレ時代、風間八宏監督の指導も受けていた田中選手ですが、今の名古屋の印象は?
「何試合か見ていますけど、やろうとしているサッカーは川崎の頃から変わらず、ボールを大事にするポゼッションサッカーということは見て取れます。ただ、あの時とはまた少し違い、より流動的になっているというか、ポジションにとらわれないっていうところもあります。(相手の)攻撃の時はそれが脅威になるけど、攻撃に人数を割いている分、僕らが取った時は僕らが攻撃するスペースが生じるので、切り替えで上回ることが大事になります。僕らとしては、勝つためにはそこを突いていくことが大事になります。
そして、相手の攻撃を止めるということでは、(相手は)パスを出した後に必ず数的優位を作ってきます。(風間監督は)その練習を多くやるので。そこに対して流したり、マークに付いていくのをやめたりすると、数的優位を作られる。各自がしっかり責任を持って付いて行くところ、受け渡すところ、そこをしっかりやることが大事になります。選手の配置も独特なので、どこからでも仕掛けて来る、ということは頭に入れてやりたいです」

Q:昨季までチームメートであった玉田圭司選手とマッチアップする可能性もあるが?
「そうですね(笑)。連絡したら、『楽しみにしている』と言っていました。一緒に頑張ってきた仲間なので、対戦するとしたら僕も楽しみです。うまい選手ですが、しっかり抑えたいと思います」


●秋山大地選手
「(名古屋は)細かくパスをつなぐサッカーでJ1レベルの攻撃力があると思うので、J2やからといって油断することなく、いつも通り、自分たちが今までやってきたことをしっかり出すことが大事です。全員がハードワークして、最後の部分ではしっかりと体を張る、そうすれば必ず勝てると思います」

Q:ここまでチームが積み重ねてきた力に自信もあるのでは?
「そうですね。(ルヴァンカップの)試合でもみんなで声を掛け合ってやってきたし、チームワークも生まれています。ルヴァンカップでも相手にボールを回されることはあったし、名古屋相手にもそういう時間は増えるかもしれないけど、みんなで我慢強くやれば、必ず勝てると思います」

●茂庭照幸選手