5月28日(土)2016明治安田生命J2リーグ第15節
セレッソ大阪 2-1 ファジアーノ岡山 (18:34/ヤンマー/13,774人)
試合写真・コメントなど
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●大熊清監督(セレッソ)
「まず、久しくホームで勝利を届けられなかったことを申し訳なく思っていて、今日はどうしてもこのヤンマースタジアム長居に来てくれたこれだけのサポーターの方々と一緒に(勝利を)喜びたいということで、チームのみんなが一生懸命頑張ってくれたと思います。
初先発出場のキヨ(清原翔平)を含めて、自分たちの役割を全うしてくれたと思います。中盤でイレギュラーのソウザのケガもあったのですが、ちょっと運動量が落ちていたところでも関口(訓充)がリカバーしてくれた部分もあり、今日に関しては18人しか(メンバーを)登録できないなか、イレギュラーのケガを(乗り越えたところも)含めて、18人で非常に集中して頑張ってくれたと思います。ただ、立ち上がりにミスからの失点があり、安易なミスだったり安易なセットプレーでの失点など、そこから苦労している試合が何試合かあるので、立ち上がりをもう少ししっかりするところ(が課題)。それでも、非常にセットプレーにストロング(強さ)があるチームが相手だったが、よく集中してゴールも含めて守っていたと思います。いいところは堅持、継続しながら、変えるべきところは変えて、いい競争をしてもらって、1試合1試合また連続で戦っていきたいと思います」
Q:ソウザ選手、茂庭照幸選手の状態について。清原翔平選手の評価について。
「ソウザのほうは紅白戦でも少し違和感があったのですが、ドクターとの相談で『行けそうだ』ということでした。ただ、本人から×印が出たので、軽症かどうかというのはまだちょっとわからない状態です。今日、MRI(検査)をとりに行ってからということになります。茂庭についても、そんなにはひどくないが、これもMRIもしくはCTをとらなくてはいけないかなと思います。
キヨについては距離感よく、本当に狙い通りにやってくれました。立ち上がりは、試合のスピードや寄せの速さなどに戸惑った部分はあると思いますが、怖がらずにボールを受け続けてくれたりということが、距離感をよくしたり、後半に相手(の勢い)が落ちるという要因を作ってくれたと思います。初先発出場で、1点目がキヨの得点と公式記録で認められれば(編集部注:会見後に、公式記録で清原選手の得点と認定されました)、これはそんな簡単に達成できることではない。一時はセレッソU-23を引っ張ってくれた部分もあり、今日の出来と彼の1点については、セレッソにとって非常に大きい(価値がある)。彼のサッカーに対する姿勢には本当に頭の下がる思いがありますし、そういう姿勢をセレッソは大切にして(みんなが)きちっとサッカーに向き合わなければいけない。セレッソが大切にしなければいけない部分でもあります」
Q:1トップに入った柿谷曜一朗選手と、ブルーノ メネゲウ選手の連係について。
「お互いが少しずつコミュニケーションをとりながら、段々とよくなってきているかなと思います。ただ、ちょっと劣勢のときに前半は(2人の)距離が遠くて、なかなか曜一朗が触れないというところを、今後チームとしてどうしていくか。彼自身がもう少し(後ろに)引いて顔を出すのか、もう少し勇気を持ってキヨが時間を作って、もっと曜一朗にボールを当てるとか。
後半については相手の運動量が落ちると、柿谷と扇原とかとの距離感が近くなるので、結構いいかなと思いますが、前半の相手が中央を締めてきたとき、疲れていないとき、後半のようなパス回しができるかというところ(が今後の課題)。かなりの時間帯で曜一朗がボールを触っていないと思うので、今後そこをどうするか。ただ、この間の試合もそうだが、試合は90分(通してのもの)なので。前半リズムが出ないときもあると思うが、そういうときでも、セレッソというチームが我慢すべきときはきちっと全体で我慢するというところが、サッカーにおいて必要なことじゃないかなと思います。それを焦って、前半が悪いからといって自分たちからメンタル的に崩れていく(ようではよくない)。もしくは、同点になったときのメンタリティーを含めて、そこをもう少し切り替える力とか、継続する力をつければ、もっと底力というものがついていくかなと思っています」
Q:扇原貴宏選手が入ったことで生まれたよさについて。前への攻撃のスピードなどが出たと思われるが?
「最初はちょっと、またこれもスピードに慣れるまでトラップとか大丈夫かなという感じや(ボールをかっさらわれる部分もあったのですが、そこはチームとして共有して、彼のいいところが出ればと見ていました。サイドに引き出されたときの守備も思ったより安易に飛び込まず、2~3回、右サイド(へのカバーなど)もよくやったなというシーンがありました。キヨもそうですが、長い時間でのプレーは今季初というところでも、自分のやるべき仕事を非常によくやってくれたという印象があります。ソウザのことを考えると、先発に近いところもあると思うので、それを継続していってもらいたいし、もっとボールに触れていってほしい。山村ともいい距離感でやっていて、山村が前に行き、その近くだったり後ろで扇原がさばきながらというシーンがありましたが、欲を言えばもっといいタイミングで前に出て行って、彼がスルーパスなりを出したり(してほしい)。今日もクロスが2~3回あったが、ああいう仕事が増えてくるなど2列目から出て行くと、非常に相手にとっては嫌なもの。あの(得点につながった)クロスも、非常にマークしづらいものだなと見ていました。ぜひ今日のパフォーマンスを先発でも出してくれれば、非常にありがたいと思っています」
Q:1失点後、柿谷選手から扇原選手にキャプテンマークが代わったことについて。あれは監督の指示ですか?
「いいえ。今、チームが苦しい時期のなか、なかなか彼(扇原)も出番がなかったりというところで、中盤の声で、後ろと前のつなぎ役として、曜一朗もなかなか前だと声が(全体に)通じないというのもあり、いろんな思いがあって、そうしたんではないかなと思っています。私の指示ではありません」
◆試合後のセレッソ選手コメント
◆試合後の長澤徹監督(岡山)記者会見コメント
ニュース
J2 第15節 岡山戦|試合後の大熊清監督(セレッソ)記者会見コメント
2016年5月28日(土)
- タグ:
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