4月26日(水)JリーグYBCルヴァンカップ第3節
サガン鳥栖 4-4 セレッソ大阪 (19:04/ベアスタ/7,849人)
試合写真・コメントなど
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●水沼宏太選手
「(Q:収穫も課題もあった試合だと思うが、2得点を決めてアピールにもなったのでは?)
アピールとかそういう気持ちではなく、とにかく勝たないといけない。自分より何より、チームがこういう試合をしているようでは次につながらない。そこはもったいないかなと思います。4失点している時点で課題があると思いますし、出ている選手たちが責任を持ってやれば、4失点は普通ない。そこは甘いところだし、そういうところを突き詰めていかないといけないと思います。
(Q:今までの流れを考えると、4失点は意外な気もしたが、そうなった原因は?)
試合の入りで、相手のミスから自分たちに点が入って、全体的に試合がふわっとした感じもあったので、あそこで締めて、もう1回、イチからやることを意識しないといけなかった。全体的に、お互いがふわふわした試合になったと思います。
(Q:試合展開を考えると、前半終了間際の水沼選手の得点が大きかったと思うが、振り返ると?)
中が1人だったので、キヨ(清武弘嗣)がうまく僕にぶつけてくれて、合わせるだけでした。でも、前半は距離感が本当に良くなかったので、後ろからの押し上げだったり、前が孤立する部分はなくしていかないといけないと思います。
(Q:試合後は監督と一緒に場内を1周していましたが?)
いや、別に。去年も1回周ったし、監督が『一緒に行きたい』と言ってきたから周っただけで、僕は特にそんなに(苦笑)
(Q:「宏太!」という声援も飛んでいましたが?)
それはありがたいことですけど、監督に付いていった、という感じです(笑)
(Q:古巣相手にセレッソ移籍後初ゴールを含む2得点は、今後にもつながるのでは?)
試合に出れば点を決める選手になりたいと思いますし、まだセレッソに来てあまり試合に出ていないので、何かのきっかけになる試合にできればなと思います」

●清武弘嗣選手
「(Q:4-4という結果になったが、試合を振り返って)
打ち合いというか、どうですかね。負けなかったなとは思いますけど。最後までみんな走っていたし、60分くらいから間延びしてきてチャンスもたくさんあった中で、正直、最後は勝てたと思うので、そこは残念です。失点の仕方やゲーム運びは全員が考えないといけないですし、前半からもっと自分たちの戦いができれば良かったかなと思います。そこはリカバリーしている時にみんなで話し合ったので、次からはうまくいくと思います。
(Q:90分フル出場になったが?)
前半は守備に追われる時間が長かったですが、後半になるとスペースが空いてくるだろうなと思ったので、割り切ってやっていました。本当に60分くらいから相手も一気に落ちて、そうなったらウチは走れるので、運動量で勝てていたと思うし、チャンスはたくさんあったので勝ちたかったですね。
(Q:最後の展開を考えると、もう1点取れたのでは?)
取れたと思いますよ。ただ、負けなかったと良い方向に捉えて、また次、すぐリーグ戦の川崎F戦(4/30・日・ヤンマー)があるので、みんなでいい準備をしていきたいなと思います。
(Q:前半終了間際には、水沼宏太選手へのアシストもありました)
宏太はね、すごく気合いが入っていた。なんとか追いつきたかったですし、宏太にも点が欲しかったですし、その中で今日は宏太も点を決めた。そういう選手が出てくるのは、トップチームに対してもいいアピールになったと思います。
(Q:試合前は、「試合の体力」を付けるという話もありましたが、実際に90分やってみて)
疲れましたよ。でも、楽しかったですね。90分やれたことが良かったですし、60分過ぎからはたくさんボールにも触ってチャンスもたくさんあって。自分が触った中で攻撃が始まるんだなと思いながら。ヤス(木本恭生)と(秋山)大地と三角形を作りながら宏太が中に入ってきたり。ああいうのがセレッソの持ち味だし、理想だし、ああいう攻撃を前半からやれたら良かったなと、試合が終わって話しました。
(Q:トップ下で90分プレーしたことについては?)
これからじゃないですか。いいシーンもあれば、距離が遠いシーンもあった。でも、悪くはなかったと思うし、後半はいい感じでできていたと思う。それを継続して、前半もできれば良かったかなと思います。
(Q:九州での試合について)
皆さん、温かかったですね。父と兄、兄の嫁さんも来てくれました。スタンドの姿も見えましたし、試合後に少し話せました。『90分できてよかったね』『決められたね』という話をしましたけど、ケガが続いていた中で、(日本に)帰ってきて九州で試合ができて、90分プレーする姿を見せることができたことは、自分にとってもうれしいです。もっともっとコンディションを上げていきたいなと思います」

●木本恭生選手
「相手のミスでしたけど、いい時間帯に先制できた。でもそこから同点にされるのが早すぎたのと、ボランチの距離感も監督から言われました。中でやっている分にはそこまで悪くは感じなかったのですが、少し距離感が悪かったのかなと思います。
(Q:サイドからクロスを上げられる展開も多かったですね)
そうですね。2トップの選手がクロスへの入り方もうまくて、簡単にクロスを上げさせてしまったのも失点の要因かなと思います。
(Q:勝点1を持って帰れたことは良かったのでは?)
負けなかったのは良かったですけど、最後にチャンスはありましたし、そこで勝ち切れたらグループステージ突破も見えてきたと思います。でも、まだまだ勝ち切れないのは自分たちの力が足りないのかなと思います。
(Q:終盤は木本選手にもチャンスが来ましたね)
最近、最後にチャンスは来るんですけどね。決め切れないので、なんとも言えないですね(苦笑)。ボレーシュートも、枠に入れたかったですね」 

●キム ジンヒョン選手
「(Q:GKとしては大変な試合になりましたね?)
はい(苦笑)。圧力のある攻撃でした。前半、相手のミスから先制した後、少し慌ててしまったと思いますし、相手のプレッシャーもかなり速かったのですが、そこでもっと落ち着いてプレーすることも必要でした。今日の試合は若い選手が何人か入っていて、そういった選手も頑張っているのは十分わかっていますけど、頑張るだけではなくて、もっと自分の成長やチームの戦術や責任を感じてやってほしいなと思います。前半はボランチがいろいろな所に行って間延びして、それにセンターバックがうまく付いて行けなかったと思いますが、ハーフタイムにみんなで話し合って、後半は入りも良くて、うまくポジションを整えてできました。
(Q:ビハインドを追いついた後半は立て直せたか?)
相手は攻撃重視だったと思うし、ボールを取ったらこっちにもチャンスがありました。取った後、攻撃に切り替えると相手も嫌だったと思うし、チャンスもいっぱい作れた。4点決めることができたのは、攻撃としてはよい結果になったと思います。
(Q:失点以上に、決定機を何度も防いでいましたが?)
攻められすぎて、いつ決められていつ止めたのか、全然覚えていないですね(苦笑)。久しぶりに4失点して、気持ちは少し落ちますけど、カップ戦で、若い選手も使って、試合に出ていないメンバーでやることは難しいと言えば難しい。まぁでも、そういうことに関係なく、勝ちに行きたいのはいつも思ってプレーしています」

試合後のマッシモ フィッカデンティ(鳥栖)記者会見コメント
試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント
試合後の鳥栖選手コメント