会見での質疑応答は、以下の通りです。
Q：昨年度、間近で選手たちの成長を感じられたと思います。それでもまだ足りない部分もあると思いますが、今年の成長をどう期待していますか？
◆玉田稔 代表取締役社長
「足りないものというか、皆さんもご承知の通り、今までセレッソは優勝争いをした翌年はあまりいい成績を残せないというジンクスがあります。ただ、セレッソにはこれまで数々のジンクスがあったのですが、昨年度ほとんど打破しました。今年もそういうジンクスを打破すべく、先ほどのような目標を掲げました。選手たちには『より強い気持ちを持ってほしい』と伝えているのですが、もし足りないものがあるとすれば、強い気持ちだと思います。明日からキャンプに入りますが、監督以下チーム全員が共通認識を持って、強い気持ちで戦ってくれることが最大のポイントかなと考えております」
Q：今季の補強のポイントとして、前線の選手が多いかと思います。意図はありますか？
◆大熊清チーム統括部長
「ACL出場に伴って今季は４つのタイトルにチャレンジできます。ただし、中２日など過密な日程でもあります。そういうチャレンジをするなかで、守ることもそうですが、高いレベルで点を決めることは、ある意味、素質であったりタイプであったりがあると思います。ヤン ドンヒョン選手、安藤瑞季選手もそうですが、そのあたりは十二分に尹晶煥監督とも確認し、人格も含めて獲得を決めました。試合には11人しか出られません。チームというところで、競争と結束ができること（も大事でした）。国内でもACLでもタイトルを狙うために、前線の選手の素質、点を取れる能力と人間性を重視しました」
Q：昨年度はＪ２から昇格してチャレンジャーとして挑んだシーズンだったと思います。２冠を取って、今年は追いかけられる立場になります。今年もハードワークがベースになるとは思いますが、どんな戦いを考えていますか？
◆尹晶煥監督
「まず、今までやってきたことに変化はないと思っています。昨年度、いい成績を残したので。ただ、慢心が体に染み付いている可能性もあるので、早くそこから脱却することが大事だと思います。先ほどもお話したのですが、既存の選手と新加入の選手が、いかに早く溶け込めるかも大事です。タイトなスケジュールはみんなで克服するものだと思います。昨年度のようにするのかということは、蓋を開けてみないとわからないところもあるのですが、上を目指します。昨年度２つタイトルを獲得したので、それをキープすることも大事です。自信を持って、慢心しなければ、十分に我々の選手たちは頑張ってくれると考えています」
Q：新加入選手の皆さんが外から見ていたセレッソの印象と、今季どんなプレーで貢献したいか？
◆18 FW ヤン ドンヒョン選手
「昨年、セレッソ大阪の試合を見ながら、すごく闘志を持って戦う印象を受けました。そして、選手個人個人の能力も高いレベルだと感じました。チーム・監督が何を望んでいるのかを自分で考える時間も持つことができました。僕がどういうふうにやっていけばいい成績を挙げることができるか、日々考えながら精進していきたいと思います」
◆13 FW 高木俊幸選手
「昨年は対戦したり、シーズン最後ほうで天皇杯を見させてもらいました。まずやはりハードワークがしっかりできるチームという印象です。その中で、選手個人個人が持つうまさやアイディアがあると思います。ハードワークという部分では、自分は正直まだまだ足りていない部分だと思うのですが、このチームでプレーするからにはそこは絶対にできないといけない部分だと思います。その先の攻撃の部分はしっかり自分の持ち味を出して、チームのアイディアの中に早く溶け込めるように努力したいと思います」
◆16 DF 片山瑛一選手
「僕は２年前のＪ１昇格プレーオフでセレッソと戦った身なので、その時のすごく悔しかった気持ちは残っているのですが、それと同時にスタジアムのすばらしい空気感やクラブとしてのすばらしさを感じています。昨年度はタイトルを獲得して、個の力も高く、ハードワークもするすばらしいチームだと思っています。僕の特徴でもあるハードワークで、さらに競争し合えればいいなと思います。癖は強いですけど（笑）、ちょっとロングスローも投げられるので、そこも見ていただければいいかなと思います」
◆32 MF 田中亜土夢選手
「ムーミンの国から試合を見させていただきましたけど（場内笑）、すごく闘志あふれるというか、闘えるチームだと思いました。そこで僕もプレーできたらという気持ちもありました。今までの経験をこのチームで出すのはもちろんですけど、僕もそこに加わりたいです。ハードワークできる選手であると自分では思っているので、いいアクセントになればいいなと思っています」
◆39 MF チャウワット選手
「昨年の『シンハー ヤンマーカップ』でセレッソと対戦しました。その時も、とても強かったです。セレッソには代表選手や強い選手も揃っているので、そういった選手から学びながら、チームに貢献できればと思います」
◆1 GK 永石拓海選手
「自分は昨年も練習参加で何度も先輩方にお世話になっていますし、非常にあったかいチームだなと感じています。セレッソの試合は何試合も見ましたが、熱く戦っているところを見て、自分も熱く戦うことが持ち味なので、そういうところをしっかり出して、チームの勝利に貢献していきたいと思います」
◆40 FW 安藤瑞希選手
「自分も練習参加した時に、このクラブはクラブ力があって、選手もスタッフも、支えてくれているサポーターの方々も熱いと感じました。だからこそ、このチームでやりたいという気持ちになりました。早く試合に出て、このチームの底上げというか、下からどんどん這い上がって、スタメンで出て、点を決めて、いいチームを作り上げる一員として頑張っていきたいと思っています」
◆28 FW 中島元彦選手
「僕は小学生からセレッソにいるので、ずっと見てきたんですけど、チームのためにいかにプレーできるかが大事だと思います。しっかりチームのために行動して、積極的に走って、ハードワークできるように頑張りたいと思います」
◆34 FW 山田寛人選手
「僕も３年間、U-18でやってきて、セレッソのトップチームの練習や試合を間近で見ていたので、憧れの気持ちもありました。自分の力でいち早く勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います」
◆41 MF 魚里直哉選手
「U-18の頃からセレッソのことを気にしてきて、僕が在籍していたころより年々強くなっている印象があります。技術、スピード、フィジカル、すべてにおいてＪ１トップクラスのチームだと思っています。自分の特長はスピードあるプレーなので、攻守において、そういうプレーでチームに貢献できたらと思います」
Q：今日からセレッソ大阪でプロとしての人生が始まる選手の皆さんは、どういった選手になっていきたいか、プロサッカー選手としての目標を改めて教えてください。
◆1 GK 永石拓海選手
「日本代表を目指しているので、このＪ１トップクラスのチームでしっかり揉まれて、日本代表を目指してチャレンジしていきたいと思います」
◆40 FW 安藤瑞希選手
「私生活やサッカー以外のところでも、小さい子どもたちが見ても『この選手はしっかりしているな』と思われたいです。サッカーもそうですけど、私生活の部分でもプロのサッカー選手になったからといって変わってはいけないと思っているので、そこは意識してしっかりやっていきたいと思います」
◆28 FW 中島元彦選手
「サッカー選手として、観客やサポーターの方に認められる選手になって、見ている人が楽しめるようなサッカーができたらいいなと思います」
◆34 FW 山田寛人選手
「セレッソの先輩方で海外で活躍している選手は多くいるので、自分もその後を付いていけるように頑張りたいです」
◆41 MF 魚里直哉選手
「今年の自分の最初の目標として、トップチームで試合に出るということがあるので、そこを達成できるよう努力していきたいと思います」
--------
2018始動会見 写真一覧 ◆会見での出席者コメント
◆会見での質疑応答
◆2017 選手一覧
◆2018 チームスタッフ一覧
◆2018 チーム統括部スタッフ一覧
